番外 NARUTO編 その1
[8/12]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
と右手)では受け切れられないっ!
俺は直ぐに左手を現し、ヤタノカガミを前面に押し出して防御するが、リーさんの放ったソレは空圧を伴う一点集中の正拳突き。
性質変化への絶対防御であるヤタノカガミを弾き飛ばし、胸部へと食らいついたそれは、一気にその空圧を拡散させる。
暴風が過ぎ去っあと、俺のスサノオは胸部を破壊され、本体がむき出しの状態まで壊されてしまっていた。
「はぁ…はぁ…この技を持ってしても完全破壊とはいきませんか…」
「いや、良くやったぞ、リー。これでスサノオが絶対防御では無いという証明が出来たのだからな」
今にも崩れ落ちそうなくらい消耗しているリーさんとそれを労うカカシさん。
「アオっ!」
「アオくん」
余りの風圧に、ソラとヒナタも戦闘を中断して此方にやって来た。
「そっちは終わり?」
「うん。いくらスサノオと言えど、ヒナタの柔歩双獅拳での柔拳攻撃には相性が悪かった…」
「あはは…ソラちゃんも手加減してくれてたんだと思うけれどね…」
なるほど、的確にスサノオの弱いところにヒナタのオーラを挟み込まれ、内部破壊されたのね…流石は白眼の血継限界と柔拳の組み合わせは相性が良い。日向は木ノ葉にて最強も頷けるかもしれない。
それでも、念能力で自在にオーラを操れるヒナタだからスサノオを破壊するまでに至ったのだろうが、さすがに普通の日向一族じゃスサノオは抜けないと信じたいところだ。
じゃないとスサノオに新たな弱点が…
「さて、ここらで模擬戦も終わらせよう。俺はこの戦闘データを火影さまに提出しなければならないから、そろそろ失礼するよ」
そう言うとカカシさんは瞬身の術でドロンと姿を消した。
「それにしても、リーさん強くなったね。まさかスサノオが破壊されるとは思わなかったな」
スサノオも全力ではなかったにしろ、あそこまで破壊されるとはね。
「はい。お二人が居なくなってからもガイ先生の下で修行してましたから」
「ヒナタもね」
ソラがヒナタを褒めるとテレながらヒナタも答えた。
「うん…私も、お父様から稽古をつけてもらってたし…」
「思い出話に花を咲かせたい所だけど…時間も無いね。一度戻って手当てと回復をしてきてもらった方が良い」
医療忍者なんかがその辺はうまくやってくれるだろう。
「あ、うん…アオくん達は?」
「そんなに消耗してないから全然平気だ」
「うん。私達の事は気にしないで先ずは回復してきなさい」
「はい…」
「わかりました…」
アレだけやってと驚かれたけれど、食没により蓄えられているエネルギーはまだまだ余裕がある。いざとなれば兵糧丸でなんとかなるだろう。
しばらくすると、俺達の配属先が決定さ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ