番外 NARUTO編 その1
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カカシさんはリーさんとスイッチ。
高速で近づくと右手に纏わせた雷切を一直線に突き立てる。
ちょっ!?
リーさんの猛攻で体勢を崩されていた今の俺では流石にこれをかわすのは難しいか?
今の俺はマダラの仮想敵と言う事だし、ここは…
「スサノオっ!」
俺を守るように大きな肋骨のような物が現れ、カカシさんの雷切をガードするが、突きの威力に皹が入ってしまった。
が、しかし。なんとか防御には成功した。
「これが噂に聞くスサノオか…サスケが使ったと聞いたが、やっぱり君も使えたのね」
更に現れたスサノオの右手でカカシさんを掴もうと振るうが…
「木ノ葉インパクトっ!」
再度攻撃を仕掛けてきたリーさんのコブシで弾かれてしまった。
再びカカシさんが雷切での突き攻撃。
今度もスサノオの肋骨を盾に攻撃を防ぎ、こちらの番と回し蹴りをお見舞いすると、自ら威力を殺すように後ろに飛んでいった。
それと同時に俺も二人から距離を取る。
「雷切ですら攻撃が通らないとか、硬すぎでしょっ!何か弱点は無いの?」
「それを聞きますか…」
本来なら自分の技の弱点なんてわざわざ教えはしないのだが…相手にスサノオを使えるかもしれない敵が居るのならしょうがないか…
「弱点としては、燃費が悪いから使うのが結構しんどい。俺達が以前居たときだと確か10分くらいしかチャクラがもたなかったし、反動で体が締め付けられるような痛さがある」
「10分…」
とは言え、今の俺達にはその二つの弱点は殆ど存在しない。カンピオーネに成って以降操れるオーラ量が桁違いに上がったおかげだ。
体もすこぶる頑丈になったしね。
「スサノオの体はチャクラで出来ているから、チャクラを吸い取るような攻撃にも弱いかもしれない」
とは言っても、そう言う攻撃を扱える人は稀だけれど…
「あと、凄く頑丈だけど、何をしても壊れないとかじゃないから、ものすごい威力のある攻撃なら意外と何とかなる」
どんなに硬かろうが、絶対ではないと言う事だ。それで翠蓮お姉さまには普通に破壊されたからね…
「なるほど」
と納得したリーは更に八門を開ける。
「傷門・杜門…開っ!行きますよっ!本来なら第七の門・驚門を開けなければ成らないほどの体術ですが、念での強化でボクは第五の門までで使うことができるようになったガイ先生にしても禁じ手の…」
リーさんがその両手を組んで動物の顔のように組んだ。
「ちょっと、リーっ!それはっ…!」
と、止めるカカシさんを余所にリーさんは技を放った。
「昼虎っっっ!」
放たれたそれは一瞬虎の頭を幻視させ、俺へと突き刺さる。
ヤバイッ…さすがにこの状態(肋骨
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