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魔法少女リリカルなのはStrikerS-King Seong clone of another-
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 すると一際大きな音がしたかと思うと、どうやら決着がついたようで、スバルの喉元にギンガが拳を衝きたてていた。

「はーい、二人ともそこまでー!」

 なのはの声が響き、ギンガが拳を引いた。

「なのはの訓練受けてても、やっぱり姉ちゃんのほうが強いみたいだな」

「みたいだね。でも、結構いいところまで行ってたよねスバルも」

「それに嬉しそうでもあったな、やっぱり姉ちゃんと互角に戦えるってのは嬉しいもんか」

 聖は戦い終わり、笑顔でいる二人を見ながら小さく言う。
 
 二人が戻ってくるとなのはがレイジングハートをデバイス状態にし、小さく笑い、

「さて、じゃあ新人たち四人とギンガもあわせて隊長戦やろうか?」

「へっ?」

 ギンガは一人キョトンとするが他のメンバーは皆バリアジャケットを展開し、やる気満々だ。

「ギン姉。油断しないほうがいいよ?」

「隊長たちかなり本気で来ますから。それに今日は聖さんもやるみたいですし」

 エリオの視線の先には既にバリアジャケットを展開し、戦闘準備に入っている聖の姿があった。それ以外にも、フェイトやヴィータ、シグナムも準備を始めている。

 最初はそれに戸惑いを見せるギンガだったが、すぐに状況を飲みこむと小さく頷き準備を始めた。





 およそ二十分後、新人達とギンガは地面にへたり込んだ。

「ほい、終了。で、いいんだろなのは?」

 四人の前に立った聖が安綱を鞘に納めながらなのはに聞いた。

「うん。今日の訓練はコレでおしまい。皆よく動けてたよ」

「まっまだまだダメダメな部分も多いけどな」

 褒めるなのはとは対照的にヴィータは辛口だ。それに皆が苦笑いをしていると、ギンガが聖に話しかけた。

「あの、白雲執務官」

「聖でいいぜ、ギンガ」

「あ、はい! 聖さんもいつもこの訓練に出てらっしゃるのでしょうか?」

「いや、俺はたまーにだ。いつもは一人での訓練が多いな。でもどうしていきなりそんなことを?」

「えっと、スバルがよく手紙に書いていたので少し気になってしまって」

 ギンガの答えに聖はスバルを見ながら苦笑する。

「まったく、何書いてんだかなアイツは」

「とってもいい人だって言ってましたよ? サポートもしてもらってるみたいで、妹の面倒を見てくれてありがとうございます」

「よしてくれや、そこまで面倒見てねぇって。ほんとに偶にしか見てねぇから」

 聖はギンガの感謝に頬をかきながら聖は照れ隠しをする。だが、そんな聖の耳をフェイトが引っ張る。

「いでででででっ!? なにすんだフェイト!!」

「ギンガに色目を使ってる淫獣な聖を懲らしめてるだけだよ」

「はぁ
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