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仮面ライダーOOO The Original Story 〜異世界戦記〜
004   集結と   面接と   赤いグリード   
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蓮矢が向かったのは幸神コーポレーション。
何か重要事項なようで、蓮矢は急いでいた。
「映さん、まだいるかなぁ…」
腕時計を見ながら蓮矢が呟く。



映がらみの話らしい。
会社を出る前に何か言われていたらしい。
「近道するか…」
蓮矢は、自動車やバイクの通路が通っている公園を通ることにした。
時間はPM5時00分、子供の影は殆どないが、学校帰りの中高生や、仕事帰りのサラリーマンなどが公園にいた。
蓮矢が、通路の半分を抜けようとした…
そのときだった。

火球のような物がライドベンダーに被弾した。
当たったところがよかったとは言い難いが、蓮矢は投げ出されただけでほぼ無傷、しかしライドベンダーは横転し、炎上した。
「ぐわぁ!…ぐっ…なんだ…!?」
蓮矢は頭を抑えながら周囲を見渡す。
そこには、「人」がいた。
羽のある「それ」が。
「なんだ…お前は…」
蓮矢は立ち上がり、それをみる。
それを返すかのようにふっと笑うと、それは、身体を人間のものから違うものへと変える。
その姿は鳥のようで、全身が赤く、孔雀のように飾られていて、頭は左右非対称。
右腕を構え、再び蓮矢に火球を撃つ。
「くっ…!野郎ッ!」
蓮矢は間一髪でかわし、懐からオーズドライバーを取り出す。
『ほぉう…やはり貴様がオーズだったか…まあどうでもいいことだが…』
鳥の人外は、そう呟くと、蓮矢に襲いかかった。
「ぐあ…っ!なんなんだよお前は!!」
『そんなことはどうでもいい!俺のコアメダルを返してもらう!』
蓮矢は、なんとか振り払うと、ホルダーからメダルを取り出す。
「こいつ…コア目当てってことは…変身!!」
『タカ!トラ!バッタ!タ・ト・バ!タトバ!タトバ♪』
蓮矢は、タトバコンボに変身すると、トラクローを展開させ、鳥の人外に向かった。
無論、一般市民はライドベンダーへの一撃の際に逃げ出している。
オーズのトラクローと、人外の右腕がぶつかり合う。
「貴様…グリードか…だったら、なおさら渡せないな…」
『貴様の渡す渡さないなどどうでもいい。俺が返してもらうだけだ。』
「その言い方は間違いだ。…お前は取り返せない。」
『ほざけっ!』
会話の終わりと同時に、オーズは人外に蹴りを入れる。
『うっ』と、人外がよろめくと、オーズはトラクローを展開させたまま、メダジャリバーを引き抜き、斬撃を入れた。……かに見えたが、人外はそれを受け止めオーズの腹部に零距離から火球を放つ。
無論、ガラ空きの腹部に直撃を受けたオーズは一溜まりもなく、吹き飛ばさ
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