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仮面ライダーOOO The Original Story 〜異世界戦記〜
004   集結と   面接と   赤いグリード   
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そして智夜子は、それを疑うことなく承諾した。
爆発事件以来、「ヤミー」、「グリード」などの存在は、幸神を通じてメディアに伝わってはいるが、オーズに関しては、幸神兄妹の計らいで、出さないようにするということとなっている。
現段階でオーズの戦いを見た人間は、恐らく姫那1人、そして正体を知る者は、ラルフを除いて幸神、姫那、映、そして智夜子の4人と、無闇に正体を空かしたくない蓮矢にとっては、(素性の分からない智夜子を除けば)都合がよかった。
















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「おお…久しぶりだねみんな。」
金髪で黒、黄色の服を着た青年が言う。
「元気だったかしら?2人とも。」
藍色を基調とした服にスカートを穿いた、女子大生位の少女が返す。
「来たかお前ら…フ…800年ぶりだな…」
深緑のジャケットを羽織り、ジーンズを穿いた男が言う。
「みんなひさしぶり!またあえてうれしい。」
白い上着にジャージという格好の子供もまた、無邪気に言う。
なんの接点も無さそうな人間達だが、彼等には大きな共通点があった。
そう、彼らは人間ではない。



――“グリード”だ――


「…どうやら、みんな封印されたときと同じ8枚…あれ?ウヴァ、8枚目は?」
金髪の青年、カザリが尋ねる。
「煩い。どうせ王が持っているんだろう…」
緑の男、即ちウヴァが煙たがるように返す。
現在のグリード達のメダル数は、カザリ(黄色の男)、メズール(藍色の少女)、ガメル(白の子供)が8枚、ウヴァが7枚であった。
「アンクの姿が見えないようだけど…」
メズールが言う。
そして、グリードは彼らだけではない。もう1人、アンクというグリードがいる。
彼がまだ不在なのだ。
「復活が遅いか…どこかを歩いてるかだね…」
カザリが返す。
「いったい…なにしてるのかしらね…」

















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「zzZ…zzZ…z…うわっは!忘れてた!」
蓮矢は、あの後30分程寝ていただろうか、急に起きて、なにかを思い出したかのように応接室を後にした。



「あ、蓮矢くん、どうしたの?」
姫那が呼び止める。
「ごめん、野暮用。すぐ戻れるか…は、場合によるけど…とりあえず早めに戻れるようにする。」
蓮矢が返す。
「うん、分かった。」
この会話の後、蓮矢は店を出た。













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