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仮面ライダーOOO The Original Story 〜異世界戦記〜
004 集結と 面接と 赤いグリード
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「………」
「…………」
フラミーゼの応接室にて、蓮矢の面接が行われていた。
緊張していない凛とした姿勢でいる蓮矢…幸神コーポレーションに就職出来たので、当然といえば当然であった。
一方、履歴書に目を通すフラミーゼ店長、橘智夜子(たちばなちよこ)…暫くの沈黙の末、彼女は不意に言い放つ。
「決めた…採用します。」
智夜子はそう言うと、席を立つ…
「え?…終わり…?」
蓮矢が聞くと、智夜子は続けるようにこう言った。
「あと…君と一緒にいたあの子も採用したわ。」
智夜子がはにかむ。
「はぁ…ありがとうございます…。」
蓮矢が応えた。
「で…シフトの話になるけど…住んでるところ、追い出されたって言ってたわね。」
「はい…履歴書の通りです。」
この男、変なところで律儀である。
「もしあれなら、今二階使ってないから二部屋使う?」
智夜子が資料をまとめながら立つ。
「よろしいんですか?」
「週5固定になるけど…」
「週5…?7じゃなくてですか?」
蓮矢が質問する。
「いやいや、うち月曜と土曜、定休にしてるからさ…」
「なんでまた月曜と土曜に…?」
「他が休みの時って、なかなか外出しようって気にならなくてね…」
「は、はぁ…」
会話終了。
「じゃ、明日からよろしく。」
「は、はい、アイツ共々よろしくお願いします。」
蓮矢は、部屋を出る智夜子に、頭を下げ、智夜子を見送った。
蓮矢は、智夜子が去ったあと、蓮矢は考えていた。
(……出来過ぎてねえか…?)
一番に浮かんだのはその考え、そこから。
(いやいや…路頭をさまようよりはマシだよなぁ…)
(でも…ああもう…なんなんだよ……zzZ)
気がつけば眠っていた。
一方智夜子は…
「あ、智夜子さん、どうでした?」
姫那が聞く。
「…すごいわ…あの子を足してもお釣りがくるくらい優秀よ。」
そう言いつつ、テーブルに座って卵焼きを食べるラルフを指さしていた。
『「美味い…伍塔姫那…褒めてつかわす!」』
呑気にそんなことを言っている。
「確かに…お世辞にも使えるとは思えない…」
姫那から毒が飛ぶ。
「でも…身体は姫那ちゃんのお兄さんなんでしょ?」
智夜子が少し視線を落とす。
「そうですけど……あんなのに兄は生かされてるのかと思うと…泣けます…」
姫那が本当に泣きそうになる。
「でもまあ、そこの子も、戦うには必要なんでしょ。」
智夜子がそのままの視線で言う。
「そうですけど…」
姫那は智夜子に、蓮矢とラルフの事を話していた。
無論、オーズのことも含めて
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