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仮面ライダーOOO The Original Story 〜異世界戦記〜
003   謹慎と   水棲と   電光パンチ   
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姿に、悪寒を感じていた。
『「ウミヘビ…メズールか…放っておいても問題ないが…できるだけ稼ぎだい…殺れ。」』
ラルフの目が血走る。
「命令するなよ…ま、間違っちゃいないが…」
そう同意を示しながら、蓮矢は、懐からオーズドライバーとメダルを出す。
「(この際だ…クワガタを試そう…)変身!!」
『クワガタ!トラ!バッタ!』
蓮矢は、ガタトラバに変身、頭に念じる…
すると、頭から電撃が発せられ、一体に命中する。
仲間を攻撃され、怒ったのか、ウミヘビヤミーは2人に突っ込んでくる。
「おろ…雷?」
素っ頓狂な声を上げるオーズ。
『「そうだ、もっと念じれば、思うがままに雷を敵に落とせる。」』
ウミヘビヤミーの一体を衝撃波で吹き飛ばしつつ、ラルフが自分の経験から説明する。
「へえ…じゃあ、試しに!」
オーズは、ウミヘビヤミーの一体に、更に高出力の電撃を当て続ける。
『ガガガガガァァァァ!!』
苦しそうに声を上げ、ウミヘビヤミーの一体はいたぶり殺されたのだった。
更に立ち上がり、迫ってくる次のウミヘビヤミーに、オーズガタトラバは、トラクローで一閃、もう一撃叩き込み、ウミヘビヤミーを突き飛ばす。
そして、腰のメダジャリバーを引き抜き、セル一枚をスキャンする。
『シングル!スキャニングチャージ!』

空間を裂く。
しっかりととらえ、ウミヘビヤミーは爆散、無数のセルメダルとなり果てた。
「これ…うまく使えば…」
そう呟くとオーズは、トラをチェンジして、ゴリラに変える。
『クワガタ!ゴリラ!バッタ』
ラルフ『「フッ…はああ!」』
ガタゴリバへと姿を変えたオーズは、ラルフが衝撃波で宙へ吹き飛ばした最後のウミヘビヤミーに、
「はぁぁぁぁ…でりゃあああ!」
電撃をゴリバゴーンに込め、ウミヘビヤミーへと打ち出した。
空中に投げ出され、なす術のないウミヘビヤミーに、撃ち出されたゴリバゴーンが直撃、爆散し、セルメダルに還った。
その威力に、蓮矢もラルフも感嘆していた。
『「奇抜な奴だ…亜種であんな真似をするとは…」』
ラルフがセルを回収しながら言う。
「亜種でスキャニングチャージするなってか?お前、やったことないのか?それは嫉妬ってヤツだ。」
蓮矢が変身を解除しながらニヤつく。
『「貴様…無礼もいい加減に…「それより、バイトでもしないと、マジで飯食えねえぞ。」
反論が来る前に話題をすりかえる。
『「バイト…アルバイトというやつか…我は好かん。働くなど…」』
聞き様によってはニート全開である。
「だから、王様気取りやめろ。もう王様じゃないんだろうが。」
蓮矢が苦言を呈した。
『「ふん…」』

そのとき、
『〜〜♪』
姫那からの着信を告げる着
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