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仮面ライダーOOO The Original Story 〜異世界戦記〜
003   謹慎と   水棲と   電光パンチ   
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思いの所にツッコミを入れる。
「なんでですか!?なんで俺らまで!?」
蓮矢が最もな疑問を投げかける。
「働いてないからお給料でないし、寮費払えないでしょ?」
またもや幸神がばっさりと切り捨てる。
「あ〜あ…氷乃…頑張れよ。」
更に、映の『笑顔の中の威圧感』にトドメを刺され…



「ウゾダドンドコドーン!!」
と叫んでいた。
『「氷乃蓮矢?…幸神、氷乃蓮矢に 何があった?」』
何も分かっていないラルフが幸神に聞く。
「えーと…カンポーだっけ?」
映がボケをかます。
『「誰がカンポーだ!!かすりもしてないぞ貴様!」』
やはりこっちに過剰反応する。
「ラルちゃん落ち着いて、要するに、しばらくの間、卵焼きは愚か、普通のご飯が食べられないかもしれないってことよ♪」
ノリで凄いことを言う幸神も幸神である。



『「な…に…?」』
ラルフがまた力なく崩れ落ちた。
「じゃあ、私は実家に戻って資料全部解読するから、あと頑張ってね♪」

と、言い残し、幸神が右のドアから出て行ったのだった…

〜〜〜





そして現在、家具を売り払い、最低限の食料と道具、金、オーズドライバーとコアメダル、パソコン、そして、一台づつ支給されたライドベンダーしか無い状態だった。









そのとき





『「…氷乃蓮矢、ヤミーだ。」』
ラルフが出現を感じ取る。
「…こんなときでも容赦ねぇな、行くぞ。」
蓮矢が答え二人そろってライドベンダーにまたがった。

















・・

・・・

・・・・
















ウミヘビヤミーは、相変わらず三体で行動していたが、手足があるにも関わらず何故か這っていた。
「イヤァァァァ!!」
「ああ、ああああああ!!」
人々は逃げまどっている、が、ウミヘビヤミーが人を襲う気配はない。
そこへ、二台のライドベンダーが到着する。
「おお、ライドベンダー隊だ!」
「ライドベンダー隊が来てくれたわ!」
「なんだよ、壊滅したなんて嘘じゃないか!」
ライドベンダー隊、といっても2人だけだが、それでも人々は歓喜し、声を上げる。
「皆さん、ここは危険です!直ちに2キロ以上遠くへ逃げてください!目印は東京ドームです!」

蓮矢の声と共に、人々は避難を開始する。
ライドベンダー隊は、一般にも認知され、災害支援や人命救助に積極的に参加し、絶大な支持を得ている。故に市民が従うのも、当たり前だった。
そして2人は再びヤミーを見る。
「なにこれ気持ち悪い…」
蓮矢は、這い歩く
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