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仮面ライダーOOO The Original Story 〜異世界戦記〜
003   謹慎と   水棲と   電光パンチ   
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間慣れしている蓮矢とはいえ、流石に動揺するのだ。
「あらら、俺ったらびっくりさせちゃったみたいね。」
映が笑いながら言う。
「氷乃君、普通にしていいわよ。」
幸神が言う。
「で、でも…企業代表……」
蓮矢はまだ動揺している。
「映でいいぜ?堅いのは嫌いだ。」
映の優しい言葉に、蓮矢は、心なしか楽な気分になる。
「あ…きら…さん…」
「…上出来だ。」
映のはっちゃけた笑顔に、蓮矢も笑顔になる。
「じゃお兄ちゃん、あと任せたから♪」
「了解だぜ百合子♪」
なんともノリだけはいい兄弟だ。
と、ラルフは心底思ったのだった。






















・・

・・・

・・・・


















一方、幸神コーポレーション研究施設跡地では…



『随分と長かったような気がするわね…』
『うう…よくねた…』
また、新たな異形が姿を表していた。
『なにかしら…なんだか今までと違う…』
1人はシャチを模した頭部、マントを羽織り、タコのような脚、よく見ればウナギのような胴体をもっている女性型、もう1人はサイともゾウとも言える頭部に、ゴリラのような腕に重々しい脚、おそらくゾウを模したであろう子供のような声と性格の異形の姿があった。
『とりあえず。この違和感…探った方がいいわね…』
そう言って女の異形は、一枚のセルメダルから、ウミヘビのようなヤミーを三体作り出す。
『とりあえず探りを入れてちょうだい…』
女の異形は誘惑するように命じる…
『『『ガガガガガ…』』』
ウミヘビヤミーはそれに従い、しかし、束になって行動を開始した。
『無機は無機…ね。』
女の異形が呆れたように口にする。
『めずーるぅ〜、はらへったぁ〜。』
『分かった分かった。じゃ、まずはみんなの所に行きましょうね。』
まるで親子のようなやりとりの末、二人は去っていった。



















・・

・・・

・・・・


















「……泣きたい……」
『「何故だ…目から生ぬるい水が…」』
幸神コーポレーションをあとにし、車を売った蓮矢とラルフ…事実上のクビを宣告された彼等には、更なる悲劇が待っていた…それはもう、わけが分からないくらい理不尽な・・・



〜〜〜



幸神「じゃあ私も寮出るから、氷乃君とラルちゃんもね♪」
蓮矢「なんでやああああああああああああああ!!」
『「誰がラルちゃんだ!」』
お互い思い
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