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仮面ライダーOOO The Original Story 〜異世界戦記〜
002 獣と 亜種と 新兵器
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つ、蓮矢は懐からオーズドライバーと、小型ホルダーを取り出す。
「変身!!」
『タカ!ゴリラ!タコ!』
蓮矢はオーズタカゴリタに姿を変え、ネコヤミーに向かう。
ネコヤミーの爪をゴリバゴーンで庇いつつ、一撃を喰らわす。
喰らったネコヤミーは、『ニギャッ!?』と声を上げ、吹き飛ぶ。
更にオーズは、起き上がったネコヤミーをタコ脚六本で拘束し、ゴリバゴーンを打ち出す『バゴーンプレッシャー』を直撃させ、吹き飛ばした。
『グニュゥェ…ニャギギ…』
ネコヤミーがセルメダルを放出し、苦しむ。
オーズは、左腰にセットしておいたメダジャリバーを引き抜き、苦しんでいるネコヤミーに一撃、断末魔のような声を上げ、のたうち回るネコヤミー。
「慈悲は…いらないよな…無機だし…」
と、メダジャリバーにセルメダル三枚を拾い上げ挿入、スキャンした。
『トリプル!スキャニングチャージ!』
「でりゃあああああああ!!!」
叫びとともに、――オーズバッシュ――が炸裂した。
ようやく立ち上がったネコヤミーだったが時既に遅し、オーズバッシュによって、空間ごと三つに分断され無数のセルメダルへと爆散した。
無論、一時的な空間切断なので、10秒足らずで元に戻る。
「こいつはすげえや…」
と、蓮矢はメダジャリバーを見やる。
その後方では…
(ほう…クセの強い亜種も使いこなすとは…やはり使える…)
と、ラルフがほくそ笑んでいた。
「おい、お前のその衝撃波、どうやるんだ?」
セルメダルを何枚か拾いながら、オーズがラルフに尋ねる。
『「そんなことを聞いてどうするというのだ??」』
ラルフが食いかかり気味に言う。
「いや、使えたら使えたで、戦いにも便利かな…と」
セルメダルをオーメダルネストにいれながら蓮矢が答える。
『「能天気な奴め…オーズの力を制御するのに精一杯であろうが。」』
(?…そんなに力がいるのか?)
オーズは違和感を覚えた。
しかし、『念動力』というものについて知識があるわけではない。
オーズは、それ以上話を続けなかった。
その直後、
『「…、そこの茂みに隠れている者、ただちに出て来い!」』
ラルフがそう叫び、茂みを指さす。
すると、茂みからカメラを持った女が現れる…
「姫那ちゃん!!」
オーズタカゴリバ、もとい蓮矢は、その童顔の女性には、見覚えがあった。
そう、彼女こそ伍塔姫那であった。
「なんで、私の名前を…」
姫那の言葉に、オーズは「あ、」と声を出し、変身を解く。
「―――蓮矢くん!!――」
姫那の目の前には、兄の親友、氷乃蓮矢が立っていた。
『「貴様の知り合いか?』
ラルフが尋ねる。
「ああ、颯斗の妹だ。」
蓮矢が返答した。
『「ほう…な
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