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仮面ライダーOOO The Original Story 〜異世界戦記〜
002   獣と    亜種と   新兵器   
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幸神と合流した蓮矢は、自室につれて帰り、これまでのいきさつを話した。
ラルフとコアメダル、、グリード、そしてオーズのことを。


「なるほど…それなら、この伍塔君の豹変にも納得がいくわね…」
ラルフを見ながら幸神が言った。
「すみません…でm「今の話を纏めると…素晴らしいわッ!!」
幸神が大声を上げた。
「『「は?」』」
「これでまた800年前の謎が解けたのよ?素晴らしいと思わない?」
流石は会長、人の意見などお構いなしだ…いい意味でも悪い意味でも…
蓮矢はつくづくそう思ったのだった。
『「氷乃蓮矢、何か大事なことを忘れてはいないか?」』
ラルフが蓮矢を見て言う。
『「貴様が念動力者…そしてオーズであることを…」』
ラルフの一言によって、蓮矢は前者に驚愕し、幸神は後者に反応し、少年のような眼差しで蓮矢を見ている。
「待てよ…俺が念動力者?そんなわけあるか。そんな物があるなら、俺は今まで何をしていたと言うことになる。」
否定する蓮矢。
『「念の覚醒には、年齢も血筋も問題ではない。速い者は生まれ出頃より覚醒し、遅い者は死の間際に目覚める。貴様も、我とは雲泥の差はあるが、ある程度選ばれた人間、大きく見積もれば同類と言うことだ、光栄に思え。」』
「お前は…霊体ごときが今を生きる人間を見下すか…。」
蓮矢が嫌悪感をあらわにした。
ラルフ『「貴様…我への無礼は…万死に値すると知れッ!」』
蓮矢の悪口にキレたラルフは、蓮矢の顔に右ストレートを喰らわす…

「があっ!?てめぇ…!!許せ颯斗…俺は我慢ならん!!」
蓮矢も、全力でラルフ…正しくは伍塔颯斗の腹に一発入れる。

これが開戦の狼煙となり、それからと言うもの…

『「フン!」』
「テメェ!鍋を砕くな!」
『「ごふっ!」』
ラルフが念で小鍋を砕き、蓮矢が硬式の野球ボールを投げつけ、ラルフの顔に直撃する。
ここからは、ラルフが服を投げ、蓮矢がお返しに忘年会で使ったヅラを投げつける。
それから、服が舞い、フィギュアが飛び交い、セルメダルが吹き飛び、トラのコア、バッタのコア、砕いた鍋の取っ手、終いには蓮矢のパンツが飛んだ…
















・・

・・・

・・・・















AM5時00分




「」
『「………」』
そこには、ヅラをかぶり、フィギュアを握り締め冷たくなった(死んではいない)蓮矢と、頭にパンツをのせ、血の涙を流したラルフが転がっていた…



幸神はと言うと…
「Zzz…」
寝ていた。あの騒ぎの中で、寝ていた。














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