暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン  〜生きる少年〜
第一章   護れなかった少年
第十八話   会合と謎
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元々安全マージンよりレベルが結構上だったのが幸いしたのか、この二連撃で、HPが無くなり、消滅する。

「ちょ、ソラ!? 何で!?」

「そんなことよりこいつらを倒すよ!!」

そういいながら、目の前の敵に向かって一閃。

そして更に青いライトエフェクトが真っ黒な刀身を覆っていく。

刀単発スキル《閃》。鋭さと素早さを重視したスキルで威力も結構高いし、かなり剣速が速いしで結構愛用しているスキルだ。

そして目の前の敵のHPが無くなるのを横目で見て次の標的へ。

そして一旦納刀して、クーリングタイムの終了した《居合剣・龍尾》を使って目の前の敵を屠る。

次の標的を見つけ、刀三連撃スキル《緋扇》を目の前のMobに当て、削りきる。

これで四体、大体10匹近くいたから......あと六体か。

そして標的を見つけ、片っ端からスキルで倒していく。

そしてそれを五分くらい続けると......Mobは全部消滅していた。

ちなみになぜ五分もかかってしまったかというと、アラームの鳴っている宝箱の破壊をわすれていたから。

まぁ、とりあえず、

「久しぶり、ネオン」

ネオンに声をかける。

「うん、久しぶり」

ネオンとは13層の時ぶりだ。

それまでは時々一緒にレベリングとかしてたが13層の時、ネオンがギルドに誘われたのである。

何でも、一層の時、一緒にボス狩った、アスナさんも入るらしいので、僕自身も入ることを進めたのである。

そしてそのギルドの名前は《血盟騎士団》。kobとも呼ばれるけど、今、トップギルドの一つである。

とりあえずさっきのことは修正。

ギルドと言っても血盟騎士団は別格だ。

それはネオンがソロでこんな所にきている、ということからわかる。

「にしても、ソラ、いつの間に刀スキルを......」

「まぁ、最近」

「へぇ......」

まぁ、最初に使えるようになったの僕、という事実は面倒なので置いといて、

「で、ネオンは何でこんな危険な所でソロ狩りしてるの」

「宝箱とかがおいしいから」

「それには賛同するけど、せめて二人とかで来なよ。ネオンだって危険性はさっきイタいほどわかったでしょ?僕が来なかったら死んでた可能性だってあるんだ」

と、その 言葉を聞いてネオンが微笑む。

「大丈夫だよ」

「その根拠は?」

「だって来てくれたでしょ?」

......はぁ......何か怒る気が失せた。

「ま、置いといて。ここらはまだ危険だから、今は引いた方がいい。せめて来るなら最低でももう一人連れてきなよ。
とりあえず、僕が――」

「あ、それなら大丈夫!!」

出口まで護衛してあげる
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