暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーOOO The Original Story 〜異世界戦記〜
001   夢と   復活と   メダル
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。」
そういって蓮矢は電話を切ると、玄関を出た。













・・

・・・

・・・・



















墓参りを済ませた2人は、蓮矢の車で会社へ向かった。
普段は、走って会社まで行く颯斗だが、墓からとなると流石に遠いので、乗せてもらった。
会社についた2人は、隊の控え室で防護服に着替えていた。
やがて、隊員たちが集結し、護衛の開始時間となる。
「よし、みんな行くぞ。」
「「「「はい!!」」」」














・・

・・・

・・・・



















「会長、おはようございます。」
蓮矢が言った。
「ええ、おはよう。」

言葉の先には、調査団の代表でもあった幸神コーポレーションの経営会長、『幸神 由理子』(こうがみ ゆりこ)が到着した姿があった。
「伍塔くん、状況は?」
サングラスを外しながら幸神が尋ねる。
「はい、総員配置につきました。」
颯斗が答えた。
「そう…いよいよね…、800年前のことが…また一つ解明される…素晴らしいわッ!!」
目の前で大声を出され、颯斗は思わず目を瞑る。
幸神がここまで興奮するのも無理はない。
彼女はこれまで、調査団とともに、この研究に携わり、800年前のある国の情勢と『メダル』という、記録に残っているものを解明している。
今回の調査で何を究明できるか…それは幸神や調査団だけでもなく、颯斗や蓮矢もやはり胸を踊らせていた。


















・・
・・・
・・・・














(…朝からのこの感じは…一体…)
やはり、胸騒ぎがする…蓮矢がそう感じた…その時だった…





――ドカァァァァン!!――





背後で建物が爆発し、蓮矢は思わず伏せる…
蓮矢は体を起こし、振り返る…
そこにあったのは、建物ではなく、もはや瓦礫だった。
「………」
あまりの出来事に絶句する蓮矢…
「…颯斗…颯斗!ハヤトォォォォ!」
しかし、何時までも呆然としている訳にいかない。
すぐさま親友、颯斗の救出へ向かった。

















・・

・・・

・・・・

















『くう…やはり止められなんだか…』
『それ』は視界を確かめながら呟く。
『なんとか止めなければな…む…?
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