第三十一話暁決着
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マグノリアの街外れ
ジ「ミッドナイト大丈夫か?」
ミッドナイトと飛段が戦っている場所にジェラールが到着する。
飛「増えたか・・でも生贄が増えるってもだ・・・なんだよシャインこれからが面白いってのに・・」
突然飛段が頭に指を立ててしゃべりだす。どうやら思念伝達魔法のようだ。
飛「分かったよ行けばいいんだろ行けば・・」
そういうと飛段は、どこかに去って行った。
マグノリアの街
ここでは、ペインとナツたちが戦闘をしていた。
ナ「分かった行くぞ」
ナツがペインに向かって突っ込んでいく。ペインは、魔法を吸収した個体を中心にナツたちに向かっていく。
ナ「火竜の咆哮!!」
ナツの放ったブレスをペインの一人が吸収する。しかしその陰からアギトが現れそのペインを剣で切り裂く。
ア「やはりか・・」
ぺ「この秘密に気付くとわな・・」
ナ「アギトの言うとおり一個体一系統で死体を操ってたか」
ペインの秘密それは、それぞれの個体は、一つの力しか持っていないことと陰で死体を操る人物がいることだった。最初の戦いでアギトは、そのことに気付いていた。
ぺ「俺の秘密に気付いた褒美だ。我々暁は、今日で解散する」
ア「急な話だなめんどくさくなったのか?」
ぺ「いや俺には時間がないということだ・・」
ナ「どういうことだ?」
ぺ「俺の本当の名前は、長門だ。」
ア「長門・・・忍一族の生き残りか!?」
ナ「忍一族?なんだそれ?」
長「東洋での魔道士にあたるものだ何年も前に滅びたがな・・」
ア「ってことは、暁の目的って・・」
長「ああ忍一族の再興だ。それも今となっては、どうでもいいがな」
ア「どうでもいい?」
長「俺たち暁は、今まで一緒にいる中で目的より仲間が大事になってきた。みんなで一緒に泣いたり笑ったりして過ごす幸せな時間がいつまでも続いてほしかった。でも俺は、強力すぎたこの力をうまく使いこなかった。少しづつ俺の命は、短くなっていた。そして今日が俺の最期の日だ・・みんなによろしく頼む・・」
その言葉を最後にペイン全ての動きが止まった。
ナ「なんか後味悪い最期だったな」
ア「いいじゃねか暁は、全員行方不明ってことで処理するか。幸い住民に死者は出てないみたいだし・・」
ナ「なあなんか空おかしくねえか」
ナツの言葉を聞き空を見上げる。空には深い闇が走っていた。アギトは近くにあった時計を見てナツの言った理由を理解する
ア「午前八時三十四分・・日が出てないな」
暁との激闘は、フェアリーテイルの勝利で幕を閉じた。しかしその裏では、少しづつ強大な敵が動きづつあった。
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