暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜神話と勇者と聖剣と〜
DAO:ジ・アリス・レプリカ〜神々の饗宴〜
第十話
[4/4]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
なぁ、教えてくれよ」
「いいですよ。……六門属性は、確かに『得意な属性』を決めますが、別に自分の六門属性ではない属性の術を取得してもいいわけです。まぁ、自分の階梯より下の階梯と決まっているのですが……。リーリュウは風属性の使い手ですが、土属性の有形魔術も得意です。しかし、コクトさんはそれだけではない。……彼の属性は完全に物理に傾いているのにもかかわらず、水属性と風属性の複合属性……すなわちは《吹雪属性》をほぼ完ぺきに操ります。彼は前衛だけでなく、後衛まで果たせてしまうんですよ」
「すげぇ……あ、だからさっき『後方支援』って言ってたのか」
「そうですね。……そろそろ終点です。残念。特に何も起こりませんでしたね」

 見れば、恐らく《縛鎖の城》最奥部と思われる建造物の遺跡が見えてきた。

「畜生め……今回のMVPはカズか……」
「うわ、リーリュウ!?」

 いつの間にかセモンの横にリーリュウ。

「おーい、みんな、おいてくぞ――――!」
「待ってくださーい!」

 カズに答えるハクガ。

「さて、急ぎましょうか」
「おう!」
「不本意だがな」

 セモン達は先行するカズとコクトの元へと足を速めた。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ