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めだかボックス 〜From despair to hope 〜
第36箱 「今は春なんだけど、突然冬になるってあるんだね……」
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てくれや… 人吉クン 相談に乗ってほしいんだよ。なぁーに人吉クンにとっても悪い話じゃねーと思うぜ?」

「なんスか?」

「詳しい話は向こうでやろーや。」

そう言って善吉は鹿屋先輩と一緒に…って。

「僕は良いの?」

一応生徒会の一員なのに呼ばれない劉一。

ちょっと、残念だったりしていた。

でも相手を選んだ相談事だから あまり強くは言えない。

「あん?ああ… 大丈夫だ。とりあえず、俺だけ聞いてくんわ。」

善吉は片手だけ上げてそう言った…

格好付けたようにそう言うと、そのまま離れていった。













そして、善吉が離れて行った後で。

「なんか怖そうなヒトだったな、人吉はああ言ってたけど 付いてかないで良かったのか?」

日向がそう聞いていた。

どうやら 何だかんだで善吉を心配してくれてるみたいだ。

「んーー別にいーんだよ あたし、人吉とは都合の良いときだけの友達だし。」

「ひどっ!!」

若干…どころかかなり引くセリフを不知火が!

「あっ!もっちろん 劉一はいつでも友達だよ〜〜☆」

良い事言ってるつもりだろうけれど、口元がじゅるり…ってなってる。

「いや……僕も結構悪い奴だけどさ お前は最悪だな…不知火… 劉一の事は財布かよ……。」

日向も流石に引いていたようだ。

「あひゃひゃ!心配ないって!鹿屋先輩くらいなんとかなるでしょ!あたしが協力するのは楽しそうなときだけ♪」

「後、お食事の条件があったらでしょ…?」

「あ!それはもっちろん♪」

不知火はその事には即答した。

「でね?あの先輩はさー生徒会選挙の立候補者だったのさー かなり乱暴な手段で票集めしてたから お嬢様にね♪」

「こてんぱんにされて… ゴミ箱にポイ?」

「そそ☆」

それは想像通りだった!

でも、当たってもあまりうれしくない。


「ふん… やっぱそんなキャラか、なんともまあ見た目どおりな事で、じゃ 黒神のこと恨んでんじゃねーの?」


今度はめだかちゃんの心配をする日向。

「……とても優しくなったもんだね…日向君も…」

劉一はしみじみとそう言う。

「そっ そんなんじゃねーよ!」

顔を赤らめながら必死で否定する日向。

それはまさに、@ツンデレ@だ。

とてもわかりやすい。

「あひゃひゃ☆ 良いように遊んでるね♪」

不知火も隣で笑っている。







そんな時、日向は善吉が忘れていったメモ紙を見つけとっていた。

「あれ?人吉のやつ、まだ柔道部言ってないじゃん 格闘技系コンプっ
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