出会いと別れ
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は息を引き取った。その後、俺達は世界樹の近くに墓を皆で立てた。
???Side
そこはどこかの神殿だった。
「その報告は本当なのかしら?」
私はいましがた受けた報告に耳を疑った。
「はい、間違いありません法皇」
「そんな辺境の場所に高位の永遠神剣が多数あるなんてね……調査はどうなっているのかしら?」
「数名を派遣したところ高位の神剣の反応を多数確認しました。どれも若く力が完全ではないようだったとのことです」
「それは、つまり美味しい餌……まちなさい若いですって?」
馬鹿な、若い神剣など存在するはずが無い。
「調査に行った者達の神剣がそう答えたそうです」
「つまりそこには永遠神剣が作られるような何かがあるってことね」
「恐らくは……そして、もう2つご報告があります」
「なんですか?」
これ以上美味しい報告?
それともまずい報告かしら?
「一つ目はカオスはこの世界に気づいておりません」
「へぇ、それはいいわね♪」
「我らも偶然みつけましたからね。もう一つですが……偵察にいき先走ったものが不思議な結界につつまれ消滅しました」
「なんですって!」
エターナルがすでにいるの?
そんなはずは……でも、可能性はないわけではないわね。ナルの連中かもしれないし。
「そして、助けに行こうと意思を示した瞬間にその者も結界に囚われて消滅しました」
「それは、慎重に調査しないといけないわね。結界がどういうものかどうか。敵兵力がどれくらいかとかね」
「はい。最後の報告では民族衣装のような格好をした少女が我らにこういったそうです。『この世界に手出し無用に願うのじゃ。さもなければ貴様らは灰燼と帰すであろ』と伝言をうけとってきたそうです。」
「……(ばき)……なめた……舐めたことほざいてくれるじゃないですか……ふふふ、いいでしょうその喧嘩買ってあげますわ」
「法皇?」
「今すぐ、調査と平行して兵力を集めなさい。神剣とウサギちゃん狩りよ」
「了解しました。直ちに開始いたします」
ふふ、みてなさいよ!!!!!!
捕まえてたっぷり犯してやる!!!!
「そういえば変な報告があったな。でてきた少女は神剣の気配がなかったと……でも、まさかな。永遠神剣も無しにエターナルに勝てる存在などいるはずがない。そんな者は理を外れた存在だ」
この判断が間違いであったことを彼らは後に後悔した。
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