出会いと別れ
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ゅ」
「なんのようじゃ?」
手足がないのに浮いてますね。無空術でしたっけ?
「来てやったぞ。大事な話があると言われたからな」
これでエヴァお姉ちゃん桜花お姉ちゃんがそろいました。
「実はれんしゃんをシオンお兄ちゃんから分離する方法が分かりました」
「ほう、妹君を分離する方法がな……」
「それはなんだ?いくらでも協力するぞ」
「……♪」
この方法聞いてもそういってくれるんでしょうか?
「まず始めに、シオンお兄ちゃんとエヴァお姉ちゃんで子供を作りましゅ」
「子供だと!」
「最後まで聞いてくださしゃい」
「わかった」
「うむ」
「……うん……」
ではいきますよ。
「まず先ほど言ったように子供を作ります。これは真祖の力が必要だからです。そして、この時点でエヴァさんの子宮から桜花さんの子宮に子供を転移させます」
「なに!」
「ほう……」
真祖の力は必須条件です。
「最後まで聞いてくださいね。桜花さんの子宮に移ししばらくした後にレンしゃんに入ってもらいます。この時普通なら力があふれ出して母体が危ないんですが……」
「我の再生能力じゃな」
「はい。それと桜花お姉ちゃん自身のスペックが馬……チートクラスなので大丈夫です」
「今変な事いおうとしておったが、まあよいじゃろ」
あぶなかった。
「そして、桜花おねえしゃんの中でレンしゃんにあわせた肉体ができるということです。あとは普通に出産すればいいです」
「それは、子供の魂はどうなるんだ?」
「はい、術式を使い孕んで貰いますから魂はもとから空の状態ですので、本当にレンしゃん専用の身体になりましゅので問題ないれしゅ」
「私の再生能力じゃたりないのか?」
産む子供をとりあげられるのは嫌ですよね。
「はい、計算したところ真祖の回復力では母体がだめになったあと、子供の身体も吹き飛びましゅ。ウンディーネさんに頼むことも考えましたが、紗代ちゃんの方を頼みますので」
「間に合わぬということか。両方の意味で」
「はい。ごめんなさしゃい……」
「なに、いいさ。レンはいいのか?」
「……エヴァちゃんがいいなら……」
「桜花は?」
あとは、桜花さん次第ですね。
「ふ、かわまぬぞ? 子供も生んでみたいしな。それに、妹君とも戦ってみたいしの」
「……やだ……」
「残念じゃ。それにじゃエヴァ。どうせなら感覚共有して主も出産体験するのもいいんじゃないか?」
「ふむ、それもそうだな。それならたしかに私が生んだようなものだしな」
「じゃあ、そういうわけで良いですか?」
「「「ああ(うん)」」」
シオンお兄
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