暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos3八神家の日常〜Happy Birthday dear…〜
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ルシル君たちとそんな話をしとると、「おはよ〜」ヴィータがよたよたとシグナムに背中を押されるような形で歩いて来た。う〜ん、無理やり起こされた感や。シグナムも「まったく」って呆れとるし。とりあえず「おはようさんや、ヴィータ。よう眠れた?」って挨拶、そんで質問。
「むぅ・・・よく眠れたぁ。久しぶりにフカフカの寝台だったし、その、はやてと一緒でぬくぬくだったから」
ちょう照れてる「ヴィータっ?」の側に移動して、ぎゅうって抱きしめる。もうアカン。可愛すぎや、ヴィータ。そんなこんなで朝ご飯。みんなでテーブルに着く。「うわっ、コレ卵焼き! それに味噌汁! すげぇっ、めっちゃ久しぶりだ!」目を輝かせて興奮してるヴィータには笑みを零してまう。
「喜んでもらえて何よりや♪」
みんなの嬉しそうな笑顔を見ることが出来て、わたしの方が嬉しいわ。でも「ザフィーラ。あんな、ホンマにそれでええの?」狼さん形態のザフィーラはテーブルには着かんと床に伏せて、お皿に盛ったご飯とおかずを食べることに。正しくペットのわんちゃん。
ヴィータが起きて来る前にザフィーラにお願いされた。狼さんが本当の姿やから、そうゆう扱いでも問題あらへんって。そやから「構いません」って変わらへん答えしか返って来ぇへん。
「いいんだよ、はやて。ザフィーラはあんまし人間形態で居ることないし」
「そうねぇ。ザフィーラがそれで良いと言うのだから、はやてちゃん、気にしないであげて」
ヴィータとシャマルもそう言うてるし。ザフィーラもそれで良いらしいし。まぁええか。
「それじゃみんな、手を合わせて」
ルシル君の声掛けに合わせてパンッと手を合わせる。みんなも手を合わせて「いただきます!」元気よく一緒に挨拶。まずはみんなの反応を確かめる為に、ルシル君と一緒に料理を口に運ぶのを遅らせる。
「美味っ!」
「美味しいっ♪」
「・・・うむ。主はやて、ルシリオン。とても美味しいです」
「ええ。実に美味です」
「ホンマに!? 嬉しいわ♪ な? ルシル君♪」
「ああ。作り手冥利に尽きるというものだな」
みんなから料理の大絶賛を受けて、わたしとルシル君はニコニコや。わたしとルシル君も食べ始める。それにしても「みんな、お箸使うの上手やなぁ」お箸の持ち方も扱い方も上手や。みんなからの答えはオーディンさんに教わったってものやった。
そして話は昔の主のオーディンさんのことになった。オーディンさんは、わたしの考えとまったく同じ考えを持ってた人やった。みんなを従者やなくて家族として受け入れた。
みんなの顔を見とればよう判る。ルシル君のご先祖様のオーディンさんは、すごくええ人やったってことが。うん。話を聴いたらもっと強く思えるようになった。オーディンさんの夢、わたしが引
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