第一層攻略!第二層へ
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遂に第一層のボスは倒れ二層へと続く道が見えた、これによって攻略に参加したプレイヤー達の歓喜の雄叫びが部屋全体に響き渡る。
カイン「ようやく…二層か…」
シリカ「カインさん!」
振り返るとシリカが嬉しそうな顔を浮かべて駆け寄ってくる。
シリカ「やりましたね!遂にあたしたち一層を攻略したんですよね!」
シリカは嬉しさのあまりに興奮している。
キリト「カイン、すまない、さっきの攻撃でお前のアニールブレイドが壊れてしまったみたいだ…」
キリトは少しどうしたもんかという表情で俺を見てくる。
カイン「ああ、別に気にしてないよ、なんせ天狼滅牙でかなり耐久値を削ってたし、武器は前に使ってたスモールソードがあるから帰りぐらいは持つさ…」
そういってアイテムストレージからスモールソードを取り出す。
細剣使い「あの、少し聞いていいかな?」
キリトの後ろにいた細剣使いが訪ねてくる。
細剣剣士「さっきのソードスキルはなんなの?いくらなんでも十六連撃のソードスキルなんて序盤で出ていいものじゃないと思うの」
ディアベル「それは俺も気になっていた…あの攻撃だけじゃなく、他のソードスキルも違っていたしね」
そこにディアベルにムラマサやヨシユキ達も加わる。
カイン「まあ、言ってもいいか…あれは《剣技》っていうスキルでこれと言ってソードスキルはなくて完全に自己流…簡単に言うとオリジナルソードスキルだ」
そういうとそのことを知っている人たち以外は驚きを隠せない。
ディアベル「出現方法は!?」
カイン「わかっちゃいる…このボーディブラスティアを装備したら手にいれた、それとディアベル、これは最初に装備した奴しか装備できないし、剣技じたい、完全に上級者向けだから使わない方がいい…」
ディアベル「そ、そうか…カインくんがそこまでいうならそうなんだな…それで俺達はこのまま二層に行くが君達はどうするんだい?」
カイン「俺はトールバーナに仲間が居るから戻るつもりだ、ヨシユキもそうだろ?」
ヨシユキ「ああ、友達や家族が待ってるから勝手にはいけない」
キリト「俺もトールバーナで留守をしている子がいるからアクティビティ化はディアベルに任せていいか?」
ディアベル「任せてくれ!」
そういってディアベルのように、二層へと 進むものと俺達みたいに町に戻るものと別れた。
トールバーナ入り口前
迷宮区を抜けてトールバーナに入り口が見えてきて入り口前にはかなりのプレイヤーの数がおりそのなかにユウナやフルブライトの姿もあり、俺達の顔を見ると安堵の表情
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