第四十六話 秋のプールその十一
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、人それぞれだろうが。
「だからいいんだ、小柄で」
「そのままで」
「一向に構わないわよ、小柄でもね」
「ううん、だったらいいけれどね
「お嬢自身がそう言うなら」
「そう、何の問題もないわ」
またこう言う茉莉也だった。
「私としてはね」
「私も小さいけれどね」
ここでこう言ったのは愛実だった、少し残念そうな顔での言葉である。
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