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思い出は共に
第二章
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、夜になるか今すぐか」
 イアソンの言葉は達観したものだった、そしてその達観した感じの言葉で。
 静かにだ、こうへライトクレスに言った。
「あんたはここから離れるんだ」
「危ないからだね」
「ああ、本当に何時船が崩れるかわからないからな」
 だからだというのだ。
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