第二章
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くある話ですよね」
「ええ、本当に」
「それでなんです。前から考えていたんですけれど」
大家さんにしても頭を抱えていたのだ、篠原夫婦のことについては。
「毎朝毎日喧嘩をするのなら」
「いっそのことですね」
「そうした場合離婚もあるんですがね」
この選択肢も出しには出した、だがだった。
「けれどこれは私達が言うことじゃないですから」
「親戚の人とかがですよね」
「はい、そこまでいかないですから」
それでだというのだ。
「まあアパートに空き部屋がありますから」
「丁度いい具合に」
「はい、好都合です」
大家さんは佐藤さんに対してきっぱりと言った。
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