ターン31 決戦!三幻魔〜幻魔皇、ラビエル〜
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、やっとライフが並んだ。これでターンエンド」
殉教者―ラビエル― LP200 手札:1
モンスター:幻魔皇ラビエル(攻)
幻魔トークン(守)
魔法・罠:なし
清明 LP200 手札:2
モンスター:オイスタートークン(守)
地縛神 Chacu Challhua(守・安地)
魔法・罠:安全地帯(地)
「我のターン。このターンで決めようぞ、手札のマッド・デーモンを召喚!」
マッド・デーモン
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1800/守 0
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
その守備力を攻撃力が超えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
フィールド上に表側攻撃表示で存在するこのカードが攻撃対象に選択された時、
このカードの表示形式を守備表示にする。
「唸れ、マッド・デーモン!ボーン・スプラッシュの一撃で、オイスタートークンを粉砕せよ!」
威勢よく召喚したマッド・デーモンに、攻撃の指示を出す殉教者。だがマッド・デーモンは、まるで何かにおびえるようなそぶりを見せていつまでたっても動こうとしない。それを訝しんだ殉教者がもう一度指示を出すが、やはりマッド・デーモンの足は前に進もうとしなかった。もっとも、それも無理はないだろう。守備表示のときのチャクチャルさんの放つ圧倒的なカリスマとか威圧感とかなんかそんな感じのは、それを味方にしてるこっちですら並大抵じゃあないプレッシャーを感じるんだ。それを真っ向から受けたりしたらまさに蛇ににらまれたカエル、動くことなんてできるわけがない。
『いや、なんかそんな感じのて。もうちょいなんかカッコいい言い回しとかあるだろーよ』
「………ほっといてちょーだい。チャクチャルさん、もう一つの効果発動!チャクチャルさんが守備表示でいる限り相手のバトルフェイズは封印状態、つまりラビエルだろうとデーモンだろうと、この効果の前で攻撃をすることは不可能だよ!」
もっとも、この布陣だってもし今殉教者の引いたカードがサイクロンとかの安全地帯を破壊することができるカードだったら、そこでおしまいなことには変わりない。バトルフェイズを行わない限りメインフェイズ2には移行しない………それはつまり、攻撃宣言こそあったもののそれが通用しない以上、いまだ殉教者のメインフェイズ1であることを意味している。
あの手札にある1枚のカード。その内容によっては、このターンで勝負がつく。
「…………カードをセットし、ターンエンドだ」
やった、そう思った。これで砂塵の大竜巻とか飛んできたら泣くしかないけど。とにかく、僕のターンだ!
「ドロー!
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