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願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)
クロノ&ユーノvs仮面の男×2
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」
「逃げることもできた。だが逃げずに戦うことを選んだ。」
「どうして、逃げれば助かるのに……」
「そう、逃げれば助かる。
だがそこで逃げたら長い時間息を潜めて暮らさなくてはならない
だからそれは本当の自由にはならないのさ」
「自由………」
彼が何を言いたいかがわかる気がする。
だけど今の状況に当てはめてみても死が回避できる訳じゃない
「その人はどうなったの?」
「助けられたんだ。強さの理由を聞かれたやつにな。」
「そうなんだ…」
「さて、名言を教えたところでお前さんの悩みがなくなる訳じゃない。
死が怖い。これは誰にだって有ることさ 。
なら、どうして皆は恐怖して無かったか…」
「それは闇の書の怖さを知らないからだよ!」
「違うな。
それについてはクロノからの伝達が行き届いているはずだ」
「じゃあ何で…」
「簡単だ。守るべき対象がいるからだよ」
「守るべき…対象?」
「人には何かしらの思いがある。
その行動が良いか悪いかは別としてな?
ある奴は友達、家族を守るため。
ある奴は平和のため。
ある奴は戦いを楽しむため。
まぁ色々有るわけだ。」
「そんなの……」
「守れるか守れないかじゃない……守るんだ」
「っ!」
「人はいずれにせよその時に行った行動によって自分に帰ってくる。
守る、戦う、平和……最終的には自分に帰ってくるのさ。
それぞれの結果としてな?」
「結果……じゃあ君は?何のために戦うの?」
分からない。死ぬかもしれない場所へいく。
死すらも恐れないその感情、いったい何故?
「言ったろ?自分のためだ。
結果として帰ってくる。それは最終的に自分の無意識なんだよ。
守れたからこれからも生きていける。
平和が守れた。良かった。
強いやつと戦えた。これでまた強くなれた…てな具合にな」
「それでも!死んだら全部お仕舞いじゃないか!」
「さっきの話しの奴は死ななかった…何故だか分かるか?」
「…助けられたからでしょ」
「そう、助けられたんだよ」
「そんなのは結果論だ!」
「なら結果を生きていると言う物に変えてしまえばいい 。」
「無茶苦茶だ…」
「助けられた…それはつまり、助けて貰えるほどの絆が有ったから。
お前にはないのか?短い間でも魔法を教えたブランコ少女とかには。」
「あ……」
「さっきも言った。
行動するものには願いや思いがある。
そう言った物を信念と言う……
お前にはあるか?信念が。」
そうだったんだ……僕には責任がある。
なのはを巻き込んでしまった責任が。
なら僕は…僕のやるべきことは………
「…………
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