共闘〜
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ながらもこっちを見続けていた。・・・もはやホラーだ。
「カウンター決めたのに・・・クラナ、次で決めよう」
「・・・どうやってですか?」
「君も必殺技の一つや二つはあるだろ?挟み込んで同時に撃つ」
「・・・わかりました」
・・・と、その時、なのはが・・・構えた。しかも辺りの魔力が収縮されて・・・っておい!?」
アレはスターライトブレイカー!?こんな場所じゃ・・・!
「アル!」
『Third gear Fourth gear unlock』
瞬間・・・クラナの姿が消えた。
「(速い!?)」
なのはの目の前に現れ、拳を振りかぶる。
「一拳撃滅!」
『Impact!!』
ガァン!
なのはを撃ち抜き、落下する・・・と思いきや、なのはは落ちながらレイジングハートをクラナに向ける。
「シュート!」
クラナはそれを避けようとせず・・・
「っ!」
『Absorb』
・・・クラナの手に触れた砲撃が、消滅した。そしてクラナは俺を見る。
「亮さん、行きます・・・!」
「あ・・・ああ!」
俺は走り、なのはを挟み込める位置に移動する。そして俺達は拳を握り締め・・・
「「ディバイン・・・バスター!!」」
『Discharge』
虹色と桃色がぶつかる境目・・・そこに挟まれたなのはは・・・成す術もなく、光に呑まれた。
ズゥゥゥ・・・ゥン!
「・・・!!」
ゆっくりと・・・服装が普通なモノに戻ったなのはが落下していく。
「やべ!・・・っ!」
ダメージと魔力消費で膝をついてしまう。だが、なのはは再びクラナがキャッチした。俺は真似を解除しながら近寄る。
「なのはは!?」
『脈拍、ならびに呼吸に異常は見られません。命に別状はないでしょう』
「「はぁ・・・」」
俺とクラナはため息を吐いた・・・直後、物音。・・・まだ、終わってない。
「次はサチだ・・・」
「俺も・・・」
「いや、クラナはなのはを頼む。・・・お前にとって大事な人なんだろ?」
「・・・え・・・」
「態度見りゃ分かるよ。違う世界のなのはでも必死に助けようとした・・・それに、俺を一回“亮”じゃなくて“ヴィヴィオ”って呼んでたしな」
つまり咄嗟に名前が出るほどの関係・・・
『なるほど、どうやら自分に向けられる気持ちには鈍くても、そう言った気持ちや思いに鋭いという情報は間違いではないのですね』
「・・・情報源に心当たりがあるけど・・・とにかく、行ってくるよ!」
俺は走り出す。待ってろサチ・・・!
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