暁 〜小説投稿サイト〜
真似と開閉と世界旅行
共闘〜
[3/10]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話





















































咲〜


・・・一瞬、視界が閉ざされた後・・・俺達は空に投げ出された。

「ーーーーーー!!」

闇風が声にならない悲鳴を上げる。

「あはは!まさかいきなりダイビングなんてな!」

「笑ってる場合ですか知也様ぁ!?」

「あんの紫タヌキ・・・!みんな掴まれ!」

俺はBモードを発動して羽ばたく。そしてゆっくりと着地する。

「平気か?」

「まあな」

「お陰様で」

「・・・」

「・・・ヤミ?」

「っ!・・・え、ええ。問題ないわ」



春鈴の目が光る。

「ほほう、闇風様は高所恐怖症ですか」

「・・・何の根拠があって・・・」

「リョウコウさんから聞いたんですよ」

「な、嘘でしょ!?」

「はい、嘘です」

「・・・」

「・・・」

「・・・(チャキ)」

「いやいや!そんな本気なツッコミをしなくても!」

「あんた・・・人をおちょくり過ぎよ・・・!」

「軽い冗談じゃないですかぁ!?初対面だから距離を縮めようと・・・」

「余計なお世話よ!縮めたいなら戦いを通じてにしなさい!」

「分かりましたからそれは降ろして下さいって!」

「いやー、なかなか楽しいなぁ。な、咲?」

「軽すぎんだろ・・・ま、暗いよりはマシだけどよ」


軽くため息を吐いてから周りを見回すと・・・

「日本・・・か?」


「みたいだな」

見慣れた町並み・・・何処と無く空気も・・・

「・・・とにかく、誰かにでも合流しねぇと・・・っ!?」

「・・・どうした?」

「闇が・・・来る!」


直後、空から闇が雨のように降り注いできた。

「くそが!」

俺達は闇や武器、気を用いて闇を弾く。そして目の前に・・・異形な人形が現れた。

「・・・これは・・・」

「・・・おいおい、まさかよ・・・」

「ああ・・・完全に闇に呑まれてる。しかも異形化してるってことはそれほど闇の浸食が進んでる・・・!」

所々刺々しくて原型がよくわからないが・・・あの顔・・・髪型・・・

「紗智・・・さん?」

「ええ!?サチさん・・・ってあの・・・」


「・・・嘘でしょ。麻野さんが・・・」

この二人はサチをしってるようだが・・・

「来るぜ!先手必勝だ!」

『ルナ!』

トリガーマグナムから放たれた追尾弾がサチに当たるが・・・ダメージが入った様子はない。

「おいおい
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ