暁 〜小説投稿サイト〜
真似と開閉と世界旅行
共闘〜
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筈だ。

「厄介なことで・・・」


「・・・」

こっちに残ってるのは俺とシリカとピナ。そして・・・

「・・・あれ?」

レコンが・・・いない?その時、なのはが空を見た。それに釣られて上を見ると・・・

「あれは・・・!」

「・・・っ!」

レコンが飛んでいた。ただ・・・とんでもない魔力を放出していたが。

「なあ、シリカ・・・ALOにあんな魔法あったか・・・?」

「い、いえ・・・知りません・・・」


「亮さん!皆さんを衝撃から守ってください!」

「っ、いきなりだなおい!」

瞬動を使って美鈴と霊夢と黒髪の少女を一ヶ所に集める。
「・・・レイジングハート。カートリッジロード」

なのはの足元に魔方陣が展開される。

「・・・ダメだ。最低限の詠唱しか出来ないけど・・・!」



「ディバイン・・・バスター・・・!」

「ランス・オブ・オーディン!!」



巨大な雷の槍と桃色の特大な魔力。一目で分かった。・・・防ぎきれない。

「シリカ!俺に気を流せ!」

「ええ!?で、でも美鈴さんが・・・他人の気は上手く同化させないとダメだって・・・」

「同化は俺がやる!シリカはとにかく思いっきり気を流してくれ!」

「は、はい!」

シリカが俺の背中に手を当て、気を流してくる。それが体内に染み込む前に変換、自分の気にする。

「はぁぁぁぁ!!」

気を練り上げ、それを膜として何層も重ね挙げ・・・障壁を展開する。そして・・・二つの力は激突する。


ズガァァァァン!!

「・・・ッッ!!」



一瞬衝撃で障壁にヒビが入ったが、すぐに気を流して修復する。


「くぅぅ・・・!」

しばらくするとシリカからの気の流れが弱くなる。

「シリ、カ・・・!限界なら無茶をしないで・・・!」

「無茶・・・しないといけないんです・・・!そうしないとみんなが・・・」

「・・・すまない・・・!」


見れば雷の槍が押している。このままなら・・・

「終われない・・・!まだ仇も討ててないのに!!」

なのはが更にカートリッジをロードし・・・・・・双方が爆発した。

「ーーーー!!」

障壁がその衝撃で破れていく。最後に薄皮一枚残ったタイミングで・・・衝撃が収まった。


「くっ・・・はぁ、はぁ・・・」

「う、ぅぅぅ・・・」

シリカが座り込む。俺も少し脱力して方膝をつく。

「し、しんどいな・・・」

何とかみんなを守りきれた・・・けど。

「まさか、相殺されるなんて・・・」


「危なかった・・・でも、まだ・・・!」

さーて、どうしようか・・・





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