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この明るい星空の下で。
三泊四日幽霊温泉合宿。中編
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「い、十六夜先輩は水上先輩のことを好きですか?」
「ああ、好きだよ。」
「っ!!」
「友達としてな。」
「ふぅ〜」
「俺だって恋愛とかには興味はあるさ、
だけど俺がその人を本気で好きか分からないんだ。
自分がその人を幸せにできるか。」
「クスクス・・」
「なっ人が真剣に話してるところを。」
「だって先輩がそんな風にかんがえていたなんて、
でも・・・先輩は大丈夫だと思います。」
「?」
「先輩は人を真剣に愛せると思います。」
「・・・そうか。・・・・・よし腹も減ってきたし、
旅館に戻ろう。」
「はい!」
俺は椎名と一緒に歩き出した。
「あっ、先輩!
私のこと三咲って呼んでください!」
「なんでだ?」
「いいじゃないですか!奏先輩♪」
まあいいか。飯にしよう。


「遅れた。」
「すいません」
「あっ奏くん!」
俺は慧の隣に座った。
(それでイザヨイ、何かあったのかい?)
(どういう意味だ?)
(修羅場だよ。)
(いやないから。)
(そうかい?この調子なら何かあると思ったんだけど。)
「そこ!ヒソヒソしない!」
「ごめんね瑞希、傷ついた?」
「き、傷ついてないわよ!」
(奏くん、あれがいわいる・・・・)
(そうだな・・・あれが)
(あれですね奏先輩)
(((ツンデレだ)))
「そうだ!みんな、怪談をやらないか?」
俺がこんにゃくを口に運んだ瞬間、慧が言った。
「いいわね!それは!」
「いいんじゃない?」
「先輩はどうします?」
飲み込んでから俺は言った。
「ああ、いいんじゃないか?」
「じゃ、決定ね。」
「集合は僕の部屋。7時半頃でいいかな?」
「ああ、」「そうね」「いいよ♪」「うん♪」
俺達は温泉に入ってから慧の部屋に集まることになった。
この話がこんな事件を引き起こすことになるとは、
誰も予想してなかっただろう。
















































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