2夢
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あの夢を見たその日、早速学校で友達に話をした。
「姫、あんたのその望みは二度と叶わないと思うよ」
そして第一声がこれである。
姫、と言うのは私のこと。
由来は、ただ単にベルフェゴールが好きって言うだけの二次元に突っ走りまくったイタイだけのもの。
私は、頭がよく二次元に飛んでいく三次元の女の子。
今はとにかくリボーンにハマっていて、最近はよくリボーン関係の夢を見る。
因みにイタイ子だなんて自覚済み!!
「て言うか、本当にマジの刀手に入れちゃったら銃刀法違反、しかも超イタイ子だよ?」
「黙れ獄寺夫人」
「なっ!?」
自覚はしてるけどこいつにだけは言われたくない。
私よりも遥かにイタイ子である、通称・獄寺夫人。
由来はもちろん、獄寺を愛しているから。
こいつが書く夢小説はすべて獄寺オチ、前髪が真ん中分けと言うだけで友達に「いいなぁ」を連呼し続けた、対処法のない手のつけられない末期の子。
あまりの五月蝿さに前髪を真ん中分け(ナッポーヘアーの代償つき)にしてやったのはここだけの話。
「あっはっはっはっはっはっはっは!!!」
そんな私たちのやり取りを隣で大爆笑しているのは、この三人の中では一番の常識人であり、Sっ気全開の通称・ドSちゃん。
因みに、私の“姫”やバカの“獄寺夫人”はこの子命名。
でもって、“ドSちゃん”は私命名。
「自分で考えたあだ名で大爆笑って、本当にSだよね」
「だってやっぱり獄寺夫人ってあっはっはっは!!!」
再度ツボった。
よし、ここは便乗して。
「「あっはっはっはっはっはっはっは!!!」」
「二人とも性格悪っ!」
「「黙れイタイ子」」
「酷いっ!」
いや〜、バカを弄るって本当に楽しい♪
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