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蘇生してチート手に入れたのに執事になりました
SP・コロッセオ、開幕!
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チーム『MOT(未来は己で掴め)』・金 希 ・広浜 春奈 、中野 夏樹 チーム『SYW(視力はいいよ!わるいよ!)』
・チームが決勝戦に勝ち残った場合、チームで決勝戦に出場する。
・これから十分後に、試合開始!

ー大アリーナ 試合開始五分前 放送室
「ふぅ〜。」
「お疲れ様です、宏助さん。」
「意外と疲れるなぁ〜。司会って。」
「私もゲストで、着いてますから。」
宏助達は今、これから実況・解説を行う放送室で、一服している。また五分後に試合開始だからだ。
「最初は、A組からかぁ〜。麗さんがいるからスグ終わるかな。」
「いや、あそこには男性陣副長の渋井さんもいますよ。油断なりません。」
「それもそうだな〜。」
確かに麗がいるといっても油断はならない。麗にはなるべく勝って欲しいが・・・・どうだろうか。
「お、そろそろ試合開始だな・・・。」
ー闘技場 試合開始直前
「さぁ〜皆さん。試合開始まで、残り十秒です!スタンバイは済みましたかぁ〜。」
宏助のアナウンスが会場に響く。宏助も存外、上手いじゃないか、と麗は内心、笑いを漏らしていた。
十、九、とカウントダウンが進む中、合計十名のSPが、闘技場の定められた場所にスタンバイし、お互いを牽制し合う。
互いの距離はたかだか数メートル。ゴム弾装填の拳銃は、射程距離五メートルなので、すぐに届いてしまう。
とりあえず、と麗は標的を定める。
仕方ないが、チームから崩すか・・・・。
麗がそう決めると同時にカウントダウンが終わった。

ー放送席 試合開始
『若菜 麗の攻撃による江橋 さき 、荒巻 由紀 チーム『WK(私達変わってる)』、敗北申告!』
敗北と断定したシステムが申告を発表。半ば慌てるようにして、二人は出て行った。
「は、はやい!はやいです!たった試合開始三十秒で、一気に二人を倒した〜!」
「麗ってやっぱりスゴイですね〜。」
明と二人で感嘆のため息を落とす。
試合開始と同時にゴム弾を全弾、あらゆる方向に発射。弾は一人四十五発で一度に装填できるのは九発だ。
相手もさすがSPで、麗にも負けず劣らす既に己の武器を構えていたり、麗と同じくゴム弾を発射していた。
しかし、麗が狙ったのはその銃弾の防御や回避、迎撃を身構えていた瞬間に生まれる隙。まず狙ったのは数メートル右にいた、女性陣のチーム。
そして容赦なく、麗は指定した短い二本の棒で致命傷となりうる箇所に的確に攻撃を当て二人とも瞬殺。その時間わずか三十秒。
だが・・・・・・
「渋井 保志による広尾 京、吉野 かずさ チーム『NB(なにごともバランス良く)』敗北申告!」
「おっーと、男性陣副長、渋井保志もチームを崩したッツ〜!」
「・・・・・・・・」
渋井保志も拳銃による連射で、直にチーム二組目を崩す。実力者の
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