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問題児たちが異世界から来るそうですよ?  〜無形物を統べるもの〜
短編 一輝と湖札の物語 B
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火を次々に消していく。

「まさか・・・でも、それを行うには、人によって語られることが必要なはずだ。ここには一人も・・・」
「そのために、この甕と絵があるんだよ。甕にはその人たちの怨嗟がこめられてて、絵は怪異談そのものを表してるから。」

そして、全ての火が消え、甕が震えだす。

「つまりここは・・・簡易的にある儀式を行うための空間。人が入るとそれに反応して自動的に行われるようにしたもの。」

そして、その中身が噴出し、ある鬼の姿をとる。

「日本では一番有名な、彼岸への通路を開く儀式、百物語を、ね。」

そして、二人の目の前に百物語の集合体、青行燈が現れた。

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