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ソードアート・オンライン『明星の勇者』
第一層攻略会議
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しく頼むわ!」


剣士「えっと五分遅れだけど、会議を始めさせてもらいます!みなさんもうちょっと前に、そこの人!もうちょっと前に出ようか!」

俺達で少し雑談していると大きな手の音で前を向くと青色の髪にカスタマイズした男がいた、恐らくこの攻略会議の責任者だろう。


剣士「今日は俺の呼びかけに答えてくれてありがとう!知ってる人もいると思うけど《ディアベル》って言います。職業は気持ち的に《ナイト》やってます!」


ソードアート・オンラインには彼…ディアベルがナイトというジョブシステムなんてない…回りからは本当は勇者って名乗りたいんだろ?とかいう声も聞こえる。


ディアベル「さてここにいる最前線で攻略しているプレイヤー達にはここに呼んだ理由は言わずもがなだと思うけど……今日、俺たちのパーティがあの塔の最上階に続く階段を発見した!つまり、明日か、明後日にはボスがいる部屋に辿りつくって事だ!」


20階へと続く階段が見つかったことに回り…そして俺も少なからず関心を持つ。


「一か月もかかったけど、俺たちは示さなくちゃならない。第一層のボスを倒し、第二層に到達していつかはこのゲームをクリアして現実に戻れるんだってことを、始まりの街で待っているみんなに!」


彼もまた絶望するみんなに希望を与えるために戦っているのだろう…


そのディアベルの熱い決意に攻略会議に参加したプレイヤー達は拍手を送る…が…


???「ちょお待ってんか、ナイトはん」


その拍手はある一言の割り込みで止んでしまった。


そしてプレイヤーの中から出てきたのは小柄の頭を針ネズミのように尖らせた…男…なんかこいつが言いそうなこと予想できた。


トゲトゲ剣士「そん前にこいつだけは言わせてもらわんと、仲間ごっこはできへんな」


ディアベル「こいつって言うのは何かな?まあ、何にせよ、意見は大歓迎だよ。でも、発言するなら名前を名乗ってくれないかな」


トゲトゲ剣士「わいは、《キバオウ》ってもんや。こんなかに、数人、みんなにワビぃ入れなあかん奴がいるはずや」


予想は完全に当たったな、ヨシユキも感づいたのか顔を悪くする。


ディアベル「詫び?誰にだい?」


キバオウ「決まっとるやろ。今まで500人にや。奴らがなんもかんも独り占めしたから、一ヶ月で500人も死んでしもうた、せやろが!」


ディアベル「…キバオウさん。君が言う、奴らとはつまり……ベータテスター、の事かい?」


キバオウ「決まっとるやろ。ベータ上がり共はこんクソゲームが始まってすぐに、ダッシュかまして始まりの街から消えよった。右も左もようわからんビギナーたちを見捨ててな」


こいつ…情報はあっただ
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