第一部
第二章 呪印という花を君に捧ぐ。
笑尾喇
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「喰らえぇえええ! 表蓮華!」
紅丸が掘った穴に両手を突っ込み、穿った穴から風を送る。ぼこぼこと土の表面が盛り上がり、そしてドスが地面に激突し、リーが空へ飛び上がった。
「フッ、やれやれ……どうにか間に合ったぜ」
ドスの下半身がザクの送った風で盛り上がった土から突き出ている。風によって盛り上がったその土の内部は真空になっているはずだ。ドスが本来受けていたであろうダメージはかなり減っただろう。
「っ馬鹿な!」
「……恐ろしい技ですね……土のスポンジの上に落ちたんじゃなかったら、これだけじゃ済まされなかった」
ふるふると頭を振りながら、起き上がったドスが言う。
しかしこれはリーにも負担を与える技らしい。リーの息が乱れてきていた。
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