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俺屍からネギま
これが戦争か??
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感じかな。しかし三百人中、御陵からは若に補佐役の大蔵さん、筒の右近、薙刀の嵐真に弓の長・辰之助のおやっさん、最後にオレか……本来なら辰之助のおやっさんが補佐役をすべきなのに面倒く下がって押し付けられちまったしなぁーーハア………若を死なせねーってのが御陵の総意だが若の言う通り俺らも死ねないな、若の為にも……)


関西遠征隊の面々が其々の思考の中に入っていたが一人の壮年の男が陣に近づき声を掛ける。
「若、行きましょう…帰る為に、生き残る為に……戦いましょう。この辰之助、まだまだ孫の顔を見ずには死ねませんしのぅ〜!ガハハハ!」
この男は御陵 辰之助、御陵一族当主・御陵哲心と同世代の弓使いで辰美の父である。その実力は数キロ先の鬼の目玉を狙い撃つ事が出来るとされ、関東魔法協会にもその名前は知られている。


その辰之助の言葉と共に皆がやる気を漲らせている……それを確認すると陣が決意し話し出す。


「この目なら安心だな……よしっ縦の三軍に分けよう、後方は千里さんで全体の指揮と後方からの砲台支援を頼みます。中軍は大蔵さん、前後の部隊の調整と共に中距離からの支援を頼む。辰さんは、後方と中軍の間に陣取って矢の援護を頼む。前方は俺だ……やる事は簡単だ、目の間にいる敵を倒すそれだけだ。千里さんも大蔵さんもいいですか?」

「何も先陣をきる事は無いのでは私は勿論、千里隊長でもいいでしょう?」

「そうだ、私の召喚術は前線の方が活きる……私が行こう。」

若年でありながら部隊を仕切る陣に、名前を呼ばれた千里と大蔵苦笑いを浮かべつつ反論するが陣は更に反論する。


「いや、俺は剣を使うからな…近距離でなければ戦い難い。それに大蔵さんは、近・中・長距離の攻撃が可能な方です……貴方が中軍にいれば安心して全軍が戦えます。千里さんは隊長です……ならば全軍の指揮をして頂く為にも後方の方が全体を見据えられますし、後方にいる者たちに近づいて来た敵を倒す為にも接近戦も可能な召喚術を持って居る千里さんが後方に居てもらう必要があります。」


いいですねと念を押した言い回しをされると千里も大蔵も否応が無く認めるしか無かった。



「よっし!行くぞ!!」

彼らはこうして血飛沫と断末魔が轟く戦場最前線に進入して行った。










「ハアハア、戦局は優勢とは言え……いい加減にしんどく成りましたね隊長。」

「弱音を吐くな!一番若い陣くんが隊の最前線で戦っているんだぞ!」

「す、すいません!しかしそろそろ引いても良いのでは?ここ数時間戦い続けですよ〜」

「分かっている!だが伝令が来ない以上引く訳にもいかないだろうがぁー」


千里とその部下の掛け合いがあった更に二時間後…優勢に動いていた戦局は更
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