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ソードアート・オンライン〜Another story〜
SAO編
第51話 リュウキの伝説
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った。
そして、ここからは、女の子の間では色々と厄介な問題。
何よりも厄介なのが、リュウキとコンタクトの取る方法が極端に少ない事。誰かリュウキとフレンド登録をしていれば、親しくしている者が居れば間接的に、と思うのだけど、『フレンド登録をしている人いないんじゃないかな?』とも思える。
彼は常に、ソロ。
唯一、よくパーティを組んでいるのが、キリトだった。
よく
(
・・
)
と言っても、片手で数えられる程度の数だ。基本的に、リュウキは誰とも組んでいないから、情報が無いに等しい。だから、こんな感じで出会う確立は非常に低いのだ。それに、フードで顔を隠している事も拍車をかけている。
レイナは、そんな彼に会えた事を、幸運に思う。
――……ずっと、会いたかった。会議とかそう言う名目じゃなく、プライベートな時間で会いたかった。
その想いが叶ったのだから。
「……じゃあ、行こっ!」
レイナが指をさした先にあるのは転移門。つまり、行き先はこの層じゃない、と言う事。
「ん? ……この層じゃないのか? 確かに飲食関係の店は少ないが、無い事はないだろう?」
リュウキは別の層へ飛ぶのであろうレイナを見てそう聞いた。鉄の都と呼ばれている所以なのか そう言った類の店は極端に少ないのである。そして、グレードも決して良いものじゃない。
リュウキにとって、それは別に気にしていないから、何処でも良いと思っていた様だ。
「んー……私は、ここの層あまり好きじゃないの。なんだか、冷たい感じがするから」
リュウキの問いに、レイナはそう返していた。
この層に対する印象はリュウキも同じであり、理解出来る事だったから、それ以上は何も言わず、頷いていた。
レイナは、勿論その理由もあるが、それ以上に そもそも、リュウキと一緒に食事に行くんだからこんな味気ない、殺風景な風景の場所でなんて絶対に嫌と思ってもいたのだ。
ならば、47層の……≪フラワーガーデン≫とかどうだろうか?とも思う。確かに、その場所には彼女自身は行ってみたいけれど、流石にまだ、ハードルが高い様だ。あの場所はデートスポットとして有名だから。
それに何よりも。
「一方通行……だし……」
レイナは、自分でそう思ってしまい、少し落胆してしまった。頑張ってアプローチをしようとしても、本当に暖簾に腕押し。
自分だけじゃなく、殆ど全員。そして まだ希望が0と言う訳じゃない事があるから良いものの……、ダメージは高く、常に高威力だ。
「ん? 一方通行? ……別にこちらから飛んで、此処へ帰ってこられないようなトラップは各層のそれも主街区には無いと思うが。フィールド上のワープトラップの類ならまだしも」
リュウ
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