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アマガミという現実を楽しもう!
第3話:6年目のデアイ
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俺は全員を見やる、全員何が起こった?とお互いを見やって戸惑っている様子だ。
ぼけっとしている場合じゃない!お前ら、解散!解散だ!急げ!!



「先生に見られたらやっかいだ!!片付けて逃げるぞ!」



と徹がヒソヒソ声で委員に話しかけて逃走準備に入り、あらかじめ決められていたルートを使って逃げ出した。
他の委員も徹の用いた同様のルートを経由して逃走した。戦争というのは、勝つことも大事だが、もしもの際にはうまく逃げて損害を出さずにうまく負けることを考えよう。いやぁ、宇宙の魔術師元帥ってすごいよなぁ。そのおかげで、今まで先生にも見つからず、こうやって人生楽しめているんだから。



俺も逃げに掛かったが、一冊のローアングル探偵団が片付けきれてなかったことに気がつき、逃げる準備が遅れた。くっ、失敗した!こんな初歩的なミスで・・・!
足音がとまる。背後に気配。既に、その足音の主はかなり近い位置にいるようだ。
俺は観念して、後ろを振り返ることにした。



「そんなところでなにやってるの?」
「よう、あったのか?」



声変わりが始まりかけた二人の男の子の声と共に顔を見た。
押しは弱いけど温かみのある優しそうな顔をしたサラサラ髪の優しい声を持った少年、
そしてスポーツ狩りのねじり鉢巻をつけたら寿司職人のような快活な声を持った少年。











幼き日々の変態紳士、橘純一と梅原正吉であった。









(次回へ続く)
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