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願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)
フェイトvsシグナム
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近く出している。
それによって疲れも早く、魔力消費も激しい」
「え、あ、そう…なのかな?」
「しかしそれは只早いだけで戦闘での速さにはなり得ない」
「む、それってどう言うことかな?」
ユウジの言葉にちょっと怒った言い方をして聞いた
「お前は只素早いだけで、戦闘における速さに至っていないって事だ」
「……じゃあどうすれば良いの?」
我慢しよう……この人は姉さんや母さんを助けてくれた人なんだから…
「身体強化は出来るな?どうやっている?」
「それは身体全体に魔力を流して…」
「ダメだな。それは只単に身体を防御の意味で硬くしているだけだ」
「それの何がいけないの?」
「つまりそれは身体強化ではなく、身体硬化ってわけだ」
「あっ……」
「だからこそ魔力転化を知れ。武器のスイング、初動、威力…それらはこれで補える。
もし習得出来たのなら、お前さんはもっと強くなれる」
そうだったんだ…こう言うことだったんだ……。
あれ?でも練習するには時間が…作戦は明日なのに
「それなら問題はないはずだぞ?やるのは簡単な魔力操作。
それも体内を意図的に移動させたり溜め込んだりするってだけのかんたん作業だ」
「家でも出来るってことかな?」
「そうだ。もし慣れ始めたのならそれを反復して素振りでもしてみると良い。
きっと驚く」
「う、うん……やってみるね!」
「ではな……」
あ、見てかないんだ……忙しいのかな?
こうして家で魔力操作をして、だんだんなれてきたんだけど……
「嘘………」
肩から腕にかけて魔力を流して試し切りをしたところ、
斬った木の半分辺りまで木刀がめりこんじゃった。
「これ、もっと練習すれば……よし!頑張ろう、バルディッシュ」
『yes sir』
「これが私の今できる最高の一撃…決めにいきます、シグナム!」
「来るがいい!烈火の将、圧して参る!レヴァンティン!」
ガシャコン!とカートリッジをリロードし、構え直したシグナムは………
「うぐぁ!?」
吹き飛んだ。
「くっ…何がぁ!?」
"ズドン!" "バキィ!" "ドゴッ" "ズバズバ!"
一般の目から見ればシグナムは独りでに空中を飛び交っているように見える
しかし実際はフェイトが超スピードで無双しているのだ。
「くそ!レヴァンティン!」
『Job!!』
シグナムは剣を振り上げ、身を守るようにして連結刃を回りに纏う
しかしー
「無駄です」
今のフェイトはその上を行った
展開した連結刃の包囲網は難なく突破され微塵に切り裂かれた
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