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ロックマンX1st魔法少女と蒼き英雄
第四話「ゼロ/ZERO]
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が、一様質問に答えた。
「その……本はこれしかもっていないから」
「少しは漫画とか小学生らしい書物を読みなさいよ!?」
「う…うん……読みたい話が見つからないし……」
「じゃあ、今度一緒に学校の図書室へ行こうよ?きっと、タケル君が興味のわく本がいっぱいあると思うよ?」
すずかちゃんにそう誘われるも、人が大勢、それも静かに本を読む場所はどうも行き難い。
にゃ〜……
「猫……?」
そのとき、一匹の子猫が僕の片足に頬を擦り付けた。
「あ、そうそう!すずかちゃんの家ってね?猫がいっぱいいるんだよ?」
なのはがそう説明し、彼女は一匹の子猫を優しく抱きあげた。
「へぇ……」
人間相手ならまだしも、動物相手なら何ともないため、僕は懐いてくる猫達を抱っこしたり、撫でたり、またはオモチャで遊んであげたりと、思う存分堪能した。
最初はここにきて戸惑ってばかりだったが、猫とこうして遊んでいると、そう悪くないと思った。来てよかったと思った。
「タケル君、猫さんたちに人気だね?」
「そうだね?楽しんでもらえてよかった!」
「あいつ、結構いい顔して笑えるじゃない?」
三人も僕が笑顔になってくれたことに喜び、ホッとした。今まで僕は彼女たちに笑顔なんてみせたことはなかったし、行き違っても声をかけることはなかった。逆に声を掛けられても言い返す勇気がないから、つい無視してしまう形になる。
「皆さん?お茶をお持ちいたしましたよ!」
と、そこへ元気よく若いメイドのファリンさんが紅茶とお菓子をトレーに乗せてこちらへやってきた。しかし、ここで思わぬアクシデントが起こる!
「うわぁ〜!」
いまさら気付いたことだが、ユーノもなのはに連れられて一緒に来ており、ユーノはすずかちゃんの猫達に追いかけられており、ユーノは逃げて逃げて、ファリンさんの足元へ!
「あわわっ!?」
ファリンさんはユーノに驚いて紅茶とお菓子をこぼしそうになる。
「あ、危ない!」
ファリンさんは誤まってティーセットを落としてしまい、それを僕達が駆け付ける。なのはたち三人は倒れそうになったファリンさんを支えてくれたが、肝心の僕はファリンさんが落としたティーセットの紅茶とお菓子をもろに頭から被ってしまった。
「ああぁ!た、タケル様大丈夫ですか!?」
そんな彼女の声が恭也の居る部屋まで聞こえた。恭也はすずかのあねの忍とイチャついているだけなのでここは略。
「あつつ……」
頭部に軽い火傷を負った僕は少し落ち込んでいた。
「ごめんなさい!ごめんあさいぃ!!」
必死で謝罪するファリンさんを見て僕は許すしかない選択を余儀なくされた。
「大丈夫?タケル君」
なのはが心配する。僕は苦笑いで答えた。
「うん……大丈夫だよ?」
僕はソファーに座って火傷箇所に氷を当てていたら、
『タケル!イレ
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