暁 〜小説投稿サイト〜
正義と悪徳の狭間で
導入編
ロアナプラ編
導入編 6-R話 アンブレラ
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言うこと。
対応はさっき説明した精神異常をきたした場合と同じ扱いになるわ」
「…よくそんな爆弾を抱えた人間を青田買いしますね」
本当に、言われてみると私自身が雇う側なら鉄砲玉として扱うと断言できるくらい地雷だ。

「まあ、記憶や人格の統合を起こしても問題が起こる可能性は低いと考えてるし、
そうなったらそうなったで配置できる仕事はあるからね。
…生半可な人材雇ってもトラブルバスターさせたらどれだけ持つか…」
「あはは…そうですね、でも私もいつ死ぬかわかったもんじゃないですが」
確かにロアナプラは生きた屍がお互いを墓穴に投げ入れあっていると言う奴もいる
精神的に一度死んで再構成された私は、立派にその屍の一員だが

「まあレインの仕事ぶりなら生き残る可能性も高いって考えたからこの話を持ちかけてるんだけどね。
墓穴に入る奴、金で後のこと考えずに裏切る奴…そういったリスクを考えたら貴方のがマシよ。
さ、他には?」
「特にありません」
聞きたい事は全て聞けた。

「じゃあ、答えは決まったかしら?必要なら暫く時間をあけるけど」

必要はない

「いえ、必要ありません。受けさせていただきます」
「うん、ようこそアンブレラへ、レイン」
立ち上がり、アイシャと握手を交わした。
こうして私はアンブレラの一員になった
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