暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D ~THE GAME~
第一章
学校生活、頑張ります!
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、匙君や椿姫さんや翼紗ちゃんに巴柄ちゃん、桃ちゃん、憐耶ちゃん、瑠流子ちゃんもです。」

「あんまり背負い込むと・・・」

「大丈夫です、任せてください」

涙は自然と止まっていた。

「そう、なら頼りにさせてもらうわ」

「はい、ありがとうございました。失礼します」

扉の手をかけ部屋を出ようとすると腕を掴まれた。

「一つお願いがあるわ」

支取会長が頬を若干だが桜色に染めている。

「は、はい」

早速頑張ろう!ジュース買ってきて欲しいとかかな?

「私のことはソーナって呼ぶこと。先輩とか会長とか付けなくていいから、後タメ口で構わないから」

「へ?わ、分かりました。ソーナ・・さん////」

いきなり呼び捨ては無理でした。

「・・・」

今の約束はどうした?みたいな目で見ないでください、まさかこんな事お願いされるとは思ってなかったんですよ

よし!恥ずかしがらないように

「ソーナ」

「よ、よろしい////」

ばっと後ろを向いてしまう。

怒ったかな?言い方が生意気だとか?でもタメ口でいいって、あれ聞き間違えてないよね?

やばい頭の中が混乱してきた

「それだけだから早く行きなさい」

「うん、またね」

「またね」

こちらに背を向けたままだけどしっかりと挨拶はしてくれた。

早くオカ研に行こう。

足並みはいつもより軽かった。


生徒会室―その後〜


あんな真剣な顔で名前を呼ばれるとは思ってなかった。
いつもの小動物みたいにおどおどした姿が見れるとてっきり・・・
本当に手放して良かったのかな?そんな、さっきまでなかったはずの後悔が湧き出しているような気がした。ダメダメ!私こんな独占欲強かったかしら?

不知火優希・・・変な人よね。力がある者は大低、優越感に浸っていたりするものだけど・・・
それに彼は二つも神器持つというイレギュラー。実力をまだ見てはいないけれど、おそらく上級悪魔クラスかそれ以上なのは間違いないはず。

まあそこが彼の魅力なのね。ああ腕は華奢(きゃしゃ)に見えて意外にしっかりしてた、背中も見た目よりずっと大きかった。


・・・


な、なんでこんなに彼のことで考えてるのかしら私は////
やっと冷えてきた頬がまた熱くなり始める。
心臓がおかしい、いつもより早い。
これはまさか・・・


不整脈かしら?でもなぜ彼のことを・・・


「会長、今戻りました」

「すいません、会計の書類が中々見つからなくって。さっき廊下で優希と会いましたけど、あいつ眷属になるんですか?」

「・・・」

「会長?どうかしm!?」

「「(こ、これは!?)」」


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