暁 〜小説投稿サイト〜
正義と悪徳の狭間で
導入編
ロアナプラ編
導入編 5-R話 買い物
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対策も含まれるわ」
欲しい情報には足りない。

「Mr.ロボスの様な人種については?」
「マフィアなんかについてはできるだけかかわり合いにならない様に生きる方法かしらね。
あと、やっちゃいけない事や近寄るべきではない場所ね」
「そっちの知識はいくらだ?」
「この街で生き残ってる裏の人間なら皆知っている、と言うレベルなら5000ドル、
知らずに裏社会に関わればその日のうちに死体になるような本当の基礎の基礎だけなら1000ドルね
ま、どうせ一般人の基礎知識と合わせたら1日で読みきれないだろうし、基礎の基礎までにしたら?
一週間以内に追加購入するなら4000で基礎まで売ってあげる。
うちの事務所の電話番号を教えておくから追加注文したら良いでしょ?
あと、ここまでの2000ドル分の情報を買うなら宿まで送ってあげるわよ、しばらく時間が空いてしまった事だし。
そうそう、途中でその血塗れのアロハシャツの代わりのまっとうな着替えも買える様に寄り道もしてあげるわ」
アイシャはそう言ってニコリと笑った。

思う事もあるが安全を買うべきだろう、そこらで合計100ドルもはずめば聞けそうな気もするが。
「2000ドルですね…それに銃の手入れ方法を買いたい」
「拳銃の手入れ方法は手順書と最低限の道具で100ドルかな」
真偽の判断と手間、なにも知らずに行動するリスクを考えれば…幸いこれくらいの投資ができる金は持ち出している。

アイシャが信用できるかに関しては信用するしかないだろう。
すでに私は心を許してしまっているのだから…ん?

「まった、先に買いたい情報がある。相場の情報だ。
表の物価だけじゃなく、こう言う情報や技術の相場も含めて知りたい」
さっき試された事を思い出した。
教えてくれるかはともかく知らなければいけない。

「相場を知る事はこの街で買い物をする鉄則、一般人の知識の範疇よ。
本当は本人に聞いても意味ないんだけどね、特別に合格にしましょうか。
うちの斡旋するルートでロアナプラに入る連中には宿と基礎の基礎までで1000ドル貰ってるわ。
まあ、さっきの価格は少し足元みてるけどバラ売りならあり得る価格ね。
って事で2000ドルに裏表の主な物品とサービスの相場、
それにおまけで銃の簡易整備の道具とマニュアルと技術指導一回を付けてあげるわ。
裏の基礎知識までなら4000ね。今度はアンブレラ社の定価通りよ」
…つまり裏の情報は相場の倍だったか。

倍も吹っ掛けられてた、と言うべきか倍ですんでて良心的なのか。
…きっとこの街では後者だ、指摘すれば戻してくれたし。

「…まあThank Youと言っておきます。4000ドルの方でお願いします」
そう言って4000ドル払った。

「うん、まいど。宿に着い
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