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東方異形録
第56話 屋敷へ

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 2日経った…

妹紅「えっ、翔は輝夜の所へ行くのか?」

現在、俺は妹紅と会話している。----精神を安定させるのに1晩要した。

  「ああ、向こうの事情も聞かなければならないからな。だって考えてみてくれ、いくらなんでも帝  の求婚を断るのは変だろう?」
妹紅「確かに…けれどいかなる事情があれ、父さんを死に追いやったのに変わりはないからな。」

 確かに、妹紅の言い分は正しい。けど耳を背けるばかりを決して正義とは言わないよな。

妹紅「まぁ、翔のすることだと悪い結果にはならないだろうし行ってもいいよ。ただし、」

 ん?なんだべ??

妹紅「向こうで一晩過ごすなんてことはするなよ?絶対にだ、絶対にだぞ。」
  「善処しよう。」

 さぁ準備しましょう。準備、準備----




少年?準備中…





 午後3時、屋敷前

門番「ん?貴公は何者ぞ?」
  「ああ、俺は桜坂 翔という者だ。姫君に聞いてみるといい。」
門番「ふぅむ、我が輩は貴公など知らんがなぁ。」
  「いいから聞けよ。」
門番「へい、へい。そう焦るでないわ。」

 会ったことあるのかと決してそうではない。 だが皆さん考えてみてくれ、輝夜の教育係をしているのは永琳。 話を聞いている可能性は高いだろう。


 待つこと数分…


門番「許可が下りたぞ。さぁ、入りたまえ。(あな、妬ましや…)」
  「(グウゥゥッド!)そうか、感謝する。」

 (さて、屋敷にはいるとするか…輝夜をこの目で拝めるのか。オラ、ワクワクすんぞ!)
某アニメの主人公みたいなことを脳内で言いながら、俺は案内を受けながら屋敷に入った。








後、2日……




 
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