第一話 〜始まる前のお話 前編【暁 Ver】
[9/9]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
すね」
割と何でもそつなく熟せるが、自慢できるような突出した物もない、か。……何となく理解出来るわ。こう、醸し出す雰囲気が。背景にいそうだもの、彼。
「何か失礼なことを考えてませんか?」
「そんなことないわよ、とっとと行け」
「わかりましたよ……痛い、蹴らないで下さいってば」
扉を潜りながら一度だけ振り返った彼へと手を振る。こうして。私にとって忘れ得ない邂逅をもたらした彼は未知の世界へと旅立っていった。彼とはきっと。……長い付き合いになりそうだ。
〜始まる前のお話 前編 了
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ