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ワンピース*海賊と海軍、七武海と白髭。「永久の愛を」《1st》
第一章
*エースとの別れ*
雷が泣いた日。4
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生きろ


とか言われてあたしがどんな感じに?って質問したら


例えば俺みたいになって言った後で一人で大爆笑してたっけ


もっとマシな例は無いの?って聞いた時、それは自分で探せって言われたのも覚えてる


最初、エドワード≠チていう名はD≠ノ比べれば全然大したことないって思ってた


なのに今は違う


センゴク「エドワード・・・じゃと・・・?!海姫!!まさか貴様は・・・!!!」


エース・・・あたし、どうしてエースがあたしとは違ってすぐに船を下りなかったのか何となく分かったよ


リノ「エース・・・っ」


嬉しそうに笑うエースの手に自分の手を絡めて、空いた手で優しく包むと


すぐ後ろで今までに感じた事の無い殺気を感じた


リノ「!」


・・・けどその殺気の主は誰かすぐに検討がついた


センゴク「海姫ェェ!!これは一体どういう事だァァ!!」


レオン『! リノ!!』


やっぱ大仏男だ。


こんな殺気を出して近付いて来る奴なんてコイツしかいない


海軍の中にはあたしが恐いからって言って遠ざける蛆虫の方が多い


中将どもは必要な時にしか話しかけて、他の奴らはあたしを嫌な目で見る


白髭「!!」


センゴク「貴様は我々を騙していたという事かァァ!!」


リノ「っ・・・」


何でこういう時に限って・・・何も言えないの・・・!?


センゴク「っ・・・!!

何も言わない・・・そうか、ならばお前も敵と見なす!!」


遠くで誰かがあたしの名前を呼ぶ声が聞こえる


けどもう何も出来ないって思った


何となく分かってたんだと思う。


あたしの力じゃ大仏男には叶わないんだって。


あたしを庇うように電撃の盾が大仏男の巨大な手を食い止めていたとしても


あたしよりも強い大仏男が盾を押し潰し、本当に殺されるって思った時――


リノ「?!」


エースから貰った炎がユラユラと揺れだし、


暖かくて大きくなった炎がもう少しであたしに触れそうになった大仏男の拳を跳ね返した


リノ「う・・・そ・・・っ・・・エース・・・ありがと・・・ありがと・・・!」


愛してる、いつまでも傍にいる


ついさっきエースが耳元で言ってくれた言葉を思い出すと


嬉しくて涙が止まらなかった


エースはあたしが悲しむと分かってた


・・・エースは・・・何もかも分かってたんだ・・・


何で・・・あたしは何もしてあげれなかったの・・・


リノ「エース・・・!!」


嬉し涙と悔し涙が入り混じって頭
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