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ワンピース*海賊と海軍、七武海と白髭。「永久の愛を」《1st》
第一章
*エースとの別れ*
雷が泣いた日。3
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れないからって


あたしが泣いて他の男の腕の中で慰めて貰うぐらいなら


喧嘩しても絶対に傍から離れないから、って…!


リノ「…ねえ…スキ、って……大好きって……言って、よ……!


あたしの名前、呼んでよ……!


置いてかないで…!


置いて行かないでよ……!


もう…独りは、嫌ぁぁぁぁぁぁ!!!!!」


ミィル『リノ!!』


大きな雷が敵味方関係なく無造作に落ちると


レオンたちが驚いた顔であたしを見た


エルノ「リノ止めろ!!正気に戻れ!!!」


レオン『リノ、お前はもう帰るべきだ!

こんな所にいるとお前自身が麦わらのようになるぞ!!』


さっきまでは聞こえていた蛆虫船長の声に、


目の前にいる蛆虫を見ると


気絶をして今にでも倒れそうになっていた


ミィル『リノ・・・もう・・・帰ろう・・・?』


リノ「っ・・・エース・・・が・・・!」


マルコ「リノ!!」


すぐ近くでエースとは違う暖かい炎が近づいて来ると


マルコは倒れているエースを見て息を呑んだ


けどまだ終わった訳じゃなかった


赤犬「まだだァァァ!!!」


倒れていたはずの蛆虫が起き上がると


さっきとは違った力強いマグマを身体に付けてあたしたちを襲おうとした時、


盾が蛆虫の行く手を阻むとすぐに落雷が蛆虫を狙った


何も出来ないあたしとは違って盾が尽く蛆虫の行く手を阻んでくと


四方八方から聞こえるこっちに向かって来る鉄砲の音に


落雷がピンポイントで全ての攻撃を落とす


今度はマリンフォード全体を破壊するかのように落雷が色んな所に落ち始めた


「うわああああ!!!」


「逃げろォォオォ!!!」


エルノ「リノ!!止めろ!!」


マルコ「リノ!!」


多分、マルコがあたしの肩を強く揺さぶっていたとしても


あたしは何も反応出来なかった


あたしたちが犬猿の仲みたいな感じだった時は


マルコがあたしに触れようと触れなかったとしてもすぐに電撃を浴びせていたのに


今だと何にも出来なかった
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