暁 〜小説投稿サイト〜
ワンピース*海賊と海軍、七武海と白髭。「永久の愛を」《1st》
第一章
*エースとの別れ*
雷が泣いた日。2
[2/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
いに嬉しそうな顔をすると話し始めた


エース「リノ…ルフィ…」


ルフィ「…なんだ…?」


リノ「どうしたの…?」


エース「俺の…最後のって言うと…変かもしんねーけど…聞いてくれねェーか…?」


握っていたエースの手に少しだけ力が入るとあたしは何も言えなかった


ルフィ「最後って…言うんじゃねえよエース!!」


ミィル『こんなのってないよ…』


ルフィ「エースは…俺が…俺が…!!」


蛆虫船長がエースの腕を強く掴んで揺さぶると


エースはただただ何も言わずに首を横に振るだけで遠く見つめるように盾を見た


本当はわかってた


エースが手を握り返した時からエースの気持ちは何となくわかってた


エースだって最後≠チて言いたくない


…けどそう言わないとあたしが、


蛆虫船長が今の現状を受け止めたくなくてそう言ったって思っちゃうんだ


あたしの勘違いかもしれない


それでも思い込みだとしてもそうとしか考えられない自分がいる


エース「なぁ…ルフィ…

同じ男として…俺の弟として…こんな事、言いたくはねェーけどよ…

…っ…俺の…ッ…俺のせいで…リノが泣いてたら…傍に居てやってくれ…ッ」


リノ「!」


ルフィ「…ッ…何…言ってんだよ…!!


"アイツだけは絶対に守る"って言っただろ!!


"これ以上、リノに悲しい思いはぜってェさせねえ"って言っただろ!!?」


あたしが初めてコイツに会った時は仲間を侮辱した事で怒ってて


その次からはずっと笑ったりしてた蛆虫船長が


涙を我慢してエースの腕を掴んでいた


ルフィ「そんな事言ってんじゃねーよ!!エース!!」


エース「ッ…」


ルフィ「エース!!何か言えよ…!!」


エース「頼む…ルフィ…」


涙を我慢していたあたしにはエースの声しか聞こえなかった


けど声からして分かったのはエースが無理をしていた事


エース「頼む…ルフィ…!!お前にしか…頼めねーんだよ!!」


少しだけ冷めていたエースの手が無くなった後で


エースが蛆虫船長の胸ぐらを掴んでいた事が分かると


あたしもミィルもエースを抑えた


リノ「エース止めて!!傷が!!」


ミィル『このままだと…!!』


エース「ルフィ!!」


エースは傷跡から血がどんどん流血していくとしても


気にもとめずに蛆虫船長の胸ぐらを掴んで全く離そうとはしなかった


エース「ぐッ」


口から出た血が蛆虫船長の頬に付くと


蛆虫船長は何
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ