魔の世界＊1＊魔術学校〜05
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避難区域はとても広く、中から区域外の景色も見渡せる。
ただ、外に目を見張る事も出来ず、ひたすら奥へ奥へと逃げて行く。
ガードナーたちは大丈夫だろうか？
と、気掛かりでならない。
避難区域の中心付近に集まって腰を下ろした途端、みんなが話し始めた。
どうすればいいの？
ガードナーたちは勝つの？
低学年の質問に、5.6年生はしっかりと対応している。
しばらくそこにみんなで座っていると、突然バリアが解除される音がした。
そして、ガードナーたちがぞろぞろと入ってきた。
良かった。と胸を撫で下ろした時、ガードナーが一斉に倒れた。
「……」
数秒間、時が止まったかのように思えた。
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