『レクチャーとデスゲーム開始』
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ずこいつを試しに振るってくれ」
俺は武器屋の置いてある品から曲刀の《タルワール》を片手で持ちシリカに渡す。
シリカ「は、はい…よ〜し」
シリカは《タルワール》を持つと一度深呼吸をして《タルワール》を構える。
シリカ「えい!やあぁぁっ!」
シリカは回りに誰もいないのを確認した後《タルワール》を振るう。
俺はそのシリカの振るう姿をじっくりと見る(決してやましい目でではない)
カイン「なるほどな…もういいよ」
シリカ「え?は、はい」
シリカはそういって《タルワール》を振るうのを止め《タルワール》はきちんと武器屋のおっちゃんに返却した。
シリカ「さ、さっきので何かわかったですか?」
カイン「ああ、ほとんどなさっきの曲刀で振るってたとき若干剣に振り回されていた所があった、要するにそれ以下の重さ…こんなのどうだ?」
そういって俺は品の中から短剣の《ショートダガー》を手に持ちシリカに渡す。
シリカ「は、はい…はあぁっ!てい!ええぇい!」
シリカは《ショートダガー》を振るい始め…じっくりと観察する。
カイン「うん、振り回されているところは無いし…どうだ?少し扱ってみて」
シリカ「はい、さっきの曲刀より使いやすかったです」
カイン「そうか、それじゃあそれにするか?」
シリカ「はい、ありがとうございます、すみませ〜んこれください」
シリカは《ショートダガー》を210コル買い後ろ腰に携える。
カイン「さてと武器も決まったことだし回復アイテム買ったらフィールドに行くか!」
シリカ「はい!」
その後に俺とシリカはポーションが一番安い所で五個買い、いよいよフィールドに出るのであった。
第一層 《始まりの街 西門付近の平原》
カイン「さてとついにMobと戦うことになるけど準備はいいか?」
シリカ「はい!よろしくお願いします」
シリカは待ちに待ったと言わんばかりの顔をこちらに向けてくる。
カイン「そうか、それじゃあまず俺がこの世界で肝心なソードスキルを見せようと思うんだが…はぁ…口答でしか教えられん」
シリカ「え?どうしてですか?」
カイン「いやこの腕輪さシリカが来る前に銀髪の青年のNPCに貰っただよ…」
シリカ「え?貰ったんですか?」
カイン「うん、それでステータスとか見てみたらそれはそれは…序盤では普通は手に入らないだろうとんでもないチートアイテムだったわけでな」
そういって俺はメニューを開け《武醒魔導器》の詳細画面までいき可視化モードにしてシ
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