暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D ~THE GAME~
第一章
お見舞い、頑張ります!
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え、どちらでもありません」

「私どもの主様は神楽様でありましたが・・・」

「神楽君の刀・・・」

「遺言に従い、あなたを今この時から主として認めます。」

跪いてしまう。

「頭を上げてください!そういうのはいいですから・・・一つ質問してもいい?」

「はい」

「この刹月華は最初から妖刀だったの?」

「その刀の真の名は雪と書いて雪月花(せつげっか)でございます。我らは二つで一つの存在でしたが、ティーンベル

という男の手に渡ってから妖刀へと変わりました。」

「なら解除してもいいかな?」

「危険です。おやめください」

「心配してくれるの?ありがとう。でも僕はもっと力がいるんだ、頼ってばかりはやっぱりまだ僕にはできないから」

屍龍の魔手(アンフェス・インフルメント)とフォレスト・レザレクションを発動する。

雪月花は再び禍々しいオーラを放つ。

「ラードゥン頼める?」

(仰せのままに)(我は!?)

右手で雪月花をギュッと握り同化が始める。

「うっ、やっぱり結構きついね」

瘴気のようなものが体にまとわり付く。

「雪月花・・・」

先程まで無表情だった彼女が悲しそうに顔を歪める。

「受け止めてあげる。だから少しだけおやすみ」

完全に同化に成功する。

「炎帝はニーズヘッグとよろしくね」

「かしこまりました。雪月花のこと感謝しております。」

彼女は刀になり、今度は左手で掴み同化する。

「さあ早く帰ろう。夜は冷えるからね」

早く学校に行きたいなー

そんなことを考えながら森を後にした。
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